恵方巻が自動で“恵方”を向く装置を作ってみた! 磁石を使ったアナログな装置に「これが回転ずし」「忍者の道具じゃん」のコメントも
今回紹介するのは、ラムダ技術部さん投稿の『【スマート恵方巻】自動で恵方を向く装置を作ってみた / もう方角を調べる手間はいらない!』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
近年節分に決まった方角を向いて巻き寿司を食べる文化が定着しつつあります。
せっかく恵方を調べても持ち運んでいる間にどっちだったかわからなくなることはありませんか。
今回はそんな問題を解決する装置を開発しました。
節分の日に食べる太巻き寿司である「恵方巻き」。この恵方巻きは決められた方角に向かって食べるとされています。
しかし、せっかく方角を調べても持ち運んでいる間にどっちの方角か分からなくなったという人も多いはず。
そんな悩ましい問題を解決する装置を投稿者のラムダ技術部さんが開発しました。
初めに必要な素材ですが、今回は磁石を使います。そこそこ強力な磁石を滑らかな場所にそっと置くと、特定の方向を向きます。
地球が大きな磁石になっており、南から北に向かって磁力線が通っています。そのため、磁石に適当な素材を取り付けて安定させてから液体の上に浮かべるとN極側が北を向くようになります。
今回はこれを活用して恵方巻に適した方向を確認します。例で作ったモノでは小さいのでもっと大きなバージョンを作ります。
発泡スチロールに円を描き、不要な部分を切り落とします。
真ん中に磁石を埋め込みます。この時、より感度を高めるために磁石を3個に増やします。
恵方巻きを食べる方角は西暦を5で割ったあまりを求めると分かります。
この動画が投稿された2023年の場合、「2023 ÷ 5 = 404 あまり 3」となり、上記の画像を見ると南南東の方角であることがわかります。
2025年の場合、5で割ったあまりが0となり、西南西の方角であることがわかります。
先ほどの計算の表だけでは分かりにくいので、5で割ったあまりでどの方角を向けばいいか分かる画像を印刷して、円形の発泡スチロールに貼り付けます。この画像を活用することでどの年の節分でも対応することができます。
印刷した画像の北をN極側になるように貼り付けるのですが、そもそも最近は7度ほど西にずれているとのことで、誤差を考慮してずらして貼り付けます。
貼り付けたものを水に浮かべれば正しい方角を向くことが分かります。
方角を確認して恵方巻きをセットしたら後は水に浮かべたら完了なのですが、ラムダ技術部さん曰く「こういう先鋭的な装置の見た目は先鋭的であることを期待されるものです」とのことで、最新のテクノロジーを取り入れた装飾を施します。
最新のテクノロジーをふんだんに取り入れた装飾を行なったら完成です。恵方巻きをセットしてボタンを押すと水が溜まっていきます。
水の上昇とともに煌びやかに光り輝く洗面器。
ポンプからの水の供給が止まると最終的に正しい位置で停止します。位置調整が終わるとライトが点滅から点灯に変わる演出があります。
ここからそのままの向きで食べると極めて正確な方角で恵方巻きを食べることができます。
そんな極めて正確な方角で食べる恵方巻きの作法を体感したい方は、ぜひ動画をご視聴ください!
視聴者のコメント
これはテクノロジー
ゲーミング恵方巻
これが回転ずし
忍者の道具じゃん
向きを180度間違える重大インシデントが起こる危険があるのでは?
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【スマート恵方巻】自動で恵方を向く装置を作ってみた / もう方角を調べる手間はいらない!』
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