話題の記事

奈良のお寺へアジサイを見に行ってきた! 古都の歴史と心配りを感じる花々の美しさに「良い雰囲気」「これは行きたくなる」の声

 今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『みち、みちて。第11話 奈良のあじさい、奈良の味。』というd(・e・lt)a でるたさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

気づけば5ヵ月遅れの投稿…。 今回は奈良県大和郡山市・奈良市へアジサイを見に行きました。


 親御さんと一緒に奈良を訪れた投稿者のd(・e・lt)a でるたさん。まずは交通の要衝である大和西大寺駅から近鉄郡山駅へ向かいます。

 金魚の養殖が盛んな大和郡山市。ランチに入ったお店では金魚が迎えてくれました。

 バスで向かうはお地蔵様とアジサイの「矢田寺」。しかし矢田寺前の停留所で降りても肝心のお寺が見えません。

 通常は矢田寺の山門前にある停留所は、アジサイで臨時バスが運行する時期になると停車場所が400mほど移動していました。というわけで歩きます。

 距離だけでなく坂の手前で降りることになるので、膝に矢を受けたとか足腰に不安のある方は気を付けましょうとのこと。

 閉鎖中の矢田寺前停留所を過ぎ、さらに斜度のアップした坂を登り山門に到着しました。しかしここまでは準備運動です。

 200段あるという石段を登り、ようやくここまで来ました。

 あじさい寺とも呼ばれる矢田寺の正式名称は金剛山寺。壬申の乱の戦勝祈願でこの地を訪れた天武天皇(来訪時は大海人皇子)が、戦勝して即位後の676年に勅願で開山させたのがはじまりとされています。さすが奈良、という歴史がありますね。

 弘仁年間(810~824年)に満米上人により地蔵菩薩が安置されたのちは地蔵信仰の中心地として栄えたそうです。錫杖を持たず親指と人差し指で輪を作っているのが特徴の矢田寺のお地蔵さまは、地蔵菩薩と阿弥陀如来の功徳を備えているとか。

 アジサイ庭園内は細い道になっていて、両側からせり出すアジサイの迫力が感じられます。

 60種1万株のアジサイのなかには、9月頃に咲く珍しい中国のアジサイもあるそうです。

 本堂・閻魔堂の特別公開もあり、見て良かった&聞けて良かったとのこと。

 次のお寺へ行くため近鉄奈良駅へ。せんとくんがお迎えです。

 次に訪れたのは般若寺。アジサイと共に沢山のコスモスが咲いていますね。寺伝によると飛鳥時代に慧灌法師がこの地に寺を建て文殊菩薩像を安置したのに始まりとのこと。そして735年に聖武天皇が平城京の鬼門を守るため大般若経を塔の基壇に収めて卒塔婆を建てたことから、「般若寺」と称するようになったそうです。

 何度も廃寺同然となったというこちらのお寺。40年ほど前、荒廃する境内で1輪のコスモスを見つけた前住職が「多くの人にコスモスを見て頂き、心を和やかに持ってほしい」とコスモスを植えました。様々な人たちの普段の努力により、今では約15万本のコスモスが咲く名所になったそうです。

 そんな般若寺のもう1つの見所がこちら。水に浮かべた色とりどりのアジサイです。

 綺麗に維持するため、多い時には1日4回も水を替えるというアジサイ。「花で人の心を和ませたい」という前住職から続く思いが感じられます。

 コスモス寺の本領発揮となる秋にまた訪れたい、と思うd(・e・lt)a でるたさんでした。

 このあとは時間が余ったことから興福寺を訪れ、夜は奈良のグルメを楽しんでいます。旅の詳細に興味を持たれた方は動画をご覧ください。石段の迫力やお寺の歴史に花の美しさ、絶品グルメが紹介されています。

視聴者のコメント

・良い雰囲気
・いろんな色がありますねぇ。こんなに揃ってるとは思わなかったなあ
・きれいだなぁ
・はぇ~すっごい・・・
・ええ話や…
・これは行きたくなる

▼動画はこちらから視聴できます▼

『みち、みちて。第11話 奈良のあじさい、奈良の味。』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm41416938

―あわせて読みたい―

滋賀県甲賀市「忍者の里のあじさい花手水」を巡って来た! 神社仏閣ごとの趣向を凝らした手水鉢で色とりどりのアジサイが咲き誇る

至高の分岐スポット・近鉄「大和西大寺駅」に行ってきた! 目が離せない複雑な“平面交差”に「うわあぁ」「どういうことなの」のどよめき

この記事に関するタグ

「レジャー」の最新記事

新着ニュース一覧

アクセスランキング