銅鍋の購入から始まる「卵焼きRTA」に挑戦! 焦げつき地獄を乗り越えて得た知見がとても参考になる
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【銅鍋で作る卵焼き】「茜ちゃんが美味いと思うまで」R〒A 2:11:53 WR』というシャルさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
焦げ付かないようにするまでが難しかったですがサイズ感はちょうど良かったヤデ
卵焼きを「リアルタイムアタック(RTA)」形式で挑戦する、ちょっと変わった料理動画が投稿されています。投稿者代理の茜ちゃんが「うまい」と思うまで卵焼きを焼き続けるという内容。料理RTAをゆるく楽しむ動画となっています。

「卵焼きマスターへの道、RTAはじまるよー」と動画はスタート。新品の銅製卵焼き鍋を取り出します。なんと鍋を買うところからRTAが始まります。

鍋を洗ったら、「油ならし」の作業です。鍋に油を半分ほど張り、160度くらいまで熱します(火事ややけどに注意)。弱火で5分ほど煮て全体になじませ、火を消して粗熱が取れるまで放置します。

本来はこのまま翌朝まで放置するのですが、新品の鍋を前に我慢できない投稿者。「さっそく使ってみます」と料理を始めます。コメント欄には「なぜベストを尽くさないのか」「余計なところでRTAする投稿者の鑑」などツッコミが殺到します。

そして卵液を入れて中火で焼いていきます。鍋にくっつくこともなく、ツルツルと滑っています。料理上手な投稿者は卵を返す動作も慣れたもの。若干焦げ目はつきましたが、美しい卵焼きができあがりました。

ここでタイマーストップとはせず、翌日以降も卵焼きを作り続けます。ところが「破ける」「巻けない」「焦げ付く」と失敗の連続。特に10回目から25回目あたりまでは卵が鍋にひっつきまくり、「なんで調子に乗って銅製の鍋なんか買ってしまったんや」と後悔することもありました。
しかし、問題解決の糸口を見つけます。鍋に卵がひっつく場合、そこから油を引き直してもどうにもなりません。ひっつくときは必ず焦げ目が付着しているので、しっかりと洗い直す必要があります。

再び油ならしをしますが、最初のように大量の油は使いません。少し多めの油をひき、5分ほどクッキングシートで全体になじませました。

30回目をすぎて、ようやくコツをつかみました。ポイントは3つ。1つ目は「コツをつかむまでは卵だけで焼く」ことです。だしやみりんなどの調味料は失敗のもと。慣れるまでは入れないほうが良いとのことです。
2つ目は「腕の動かし方より、油の量と鍋の温度の見極めが大事」ということ。油は多すぎてもダメなので必ずキッチンペーパーを使い、“気持ち多め”がちょうどいい量です。
