奥尻島へキャンプに行ったら子タヌキに監視された! 人を恐れず島中をトコトコ歩くタヌキたちの姿が可愛い

翌日、nanashinogonbeiさんは島の北側へ向かいます。タヌキは住宅が皆無の北側の方でよく見るとのこと。景色がいいですね。


そんな道を進むと、またもタヌキと出会いました。



キャンプ場から離れているので別個体でしょうが、この子もあまり人を警戒する様子がありません。一瞬立ち止まりましたが、トコトコと自然にすれ違っていきます。人よりも食べ物探しに必死だと感じたそう。タヌキの親離れは9月頃と言われているので、巣立った直後の子なのかもしれません。


正統派の大人のタヌキはこの距離でも見つかると逃げられてしまいます。画面真ん中あたりに2匹います。

パークゴルフ場へ帰って来たところ、のんびりしたタヌキを発見。このペアがキャンプ場の子タヌキの親ではないかとのこと。このペアはのんきで警戒心が無いのですが、すぐ近くには警戒してより距離を取っている別のタヌキもいます。のんき遺伝子が強い個体が、キャンプ場でうろうろしているのではないかとのことでした。奥尻島でのタヌキは生態系の頂点なので、自動車くらいしか敵はいないのだとか。



美しい夕暮れの後は満天の星空が。奥尻島は人工光が少ないので、星空観察もオススメだそうです。



翌朝、またもタヌキがいました。真ん中の画像では、地面を覆う緑の草とススキの境目あたりです。タヌキ柄、結構草木に溶け込む保護色なのですね。

タヌキが草むらに潜った場所へカメラをセットとしたところ、人が離れるとさっそく顔を出したタヌキ。



人が近付いて来るとサッと隠れ、離れるとすぐに姿を現すタヌキ。





そうしてカメラを調べると、満足そうに戻って行くのでした。

奥尻島のタヌキは移入種であるためあまり広がると島の生態系への影響も考えられます。しかし今はとりあえず今年生まれた子タヌキの無事の成長を祈るnanashinogonbeiさんでした。
奥尻島の自然とそこで暮らすタヌキを見守る視線に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。警戒心のゆるい野生動物との距離感に何ともいえず和みます。
視聴者のコメント
・いたぁw
・たぬかわ
・いつ見ても野生で生きて行けるか心配になるトロさ
・ポテポテポテ…逃げてるのか?
・熊とか猪、サルみたいに襲ってこないなら安心して愛でられる
・かわいいな
・はぁぽんぽん
▼動画はこちらから視聴できます▼
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