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「ニコニコ超会議2026」クリエイタークロス クリクロアワード発表!

■クリクロ初出展でスキル賞を受賞 ロボット工房 のらとりえ

審査員:ラブマツさんのコメント

 各作品にはそれぞれ個性的でつい試したくなるようなギミックが搭載されており、思わず全ての機能を聞いて遊んでしまいました。
 卓越したスキルをロマンへと昇華させた、非常に完成度の高い優れた展示でした!

――今回のクリエイタークロスで「これに力を入れた!」という目玉は何でしたか?

のらとりえ:
 作品のメインが玩具なため、実際に触って遊ばないと面白さや感触の気持ち良さが伝わりにくいものばかりです。
 なので、とにかく気軽に一人でも多くの方に手に取って遊んでいただけるように試遊品をできるだけたくさんご用意しました。

 電子玩具だけでも自由に遊べるサンプルを100個近くブースに並べました。

――ネットでの活動を「リアルの場」に落とし込む際、ブースなどにした工夫や演出、仕掛けはありますか?

のらとりえ:
 1つ1つの作品が手のひらサイズか、もっと小さいコインサイズのものばかりなので、まずブースの存在に気が付いていただく必要がありました。
 そのために『光る』+『動く』遠くから見ても目立つロゴ看板を製作しました。

のらとりえ:
 作品自体も3Dプリンターで作った各種専用の台座に載せて、少しでもカッコ良さと存在感を出すことを意識しました。

――準備期間中に直面した最大のトラブルや、逆に「これはいける!」と確信した瞬間を教えてください。

のらとりえ:
 全ての作品を設計から製造まで一人で行っていますので、開催当日が近づくにつれ販売用の玩具作りで毎日24時間タイムアタックをしている気分でした。

 そこそこの数を準備できたと思っていましたが、大変ありがたいことに1日目の終了時点で売り切れてしまった作品もいくつか出てしまったので、自宅に戻ってから2日目の朝までに売り切れた作品の追加製作もしました。

――来場者との交流で印象に残っていることはなんですか?

のらとりえ:
 今回、クリクロ初出展でしたので正直反応が不安でしたが、ブースで遊んでいただいた方に「来年も絶対に出展してください!」と仰っていただいたことが何よりも嬉しかったですね。
 見た目に反して意外と簡単・気軽に遊べる玩具なので、初めてブースにお越しいただいたほとんどの方に「何コレ!?」「マジで!?」と良い反応をいただけました。

 それだけでも、来年も絶対に参加したいなと思いました。

――来場者は、基板や電子部品にどんな反応をしていましたか? 印象に残った来場者はいますか?

のらとりえ:
 皆さん、基板剥き出しのビジュアルながら興味津々で手に取って遊んでいただき、各玩具の機能を説明すると「すげぇーーー!」と驚いていただけました。

 中には、メカニカルリレーの「カチッカチッ」という駆動の音や感触だけをひたすら愛でて楽しむ超マニアックな玩具や、ミサイルスイッチで無駄にカッコ良くTVや照明などの操作ができる学習リモコンなどの作品を触っていただき、「バカですねー!!」という最大限の褒め言葉もいただけました。

――もし来年もクリエイタークロスに出展するとしたら、「アップデート」したいポイントや今後作りたい物、やりたいことなどは何ですか?

のらとりえ:
 今回は修理中のロボットが多くてあまりブースにはいなかったのですが、来年はスタッフとして働くロボットをたくさんブース中に配置したいですね。
 流行りのAI技術も駆使して、基本ロボット達に頑張ってもらって自分は少し楽させていただこうと思います。
 ロボットを作る手間を考えると、トータルでは絶対に楽ではありませんが……。

 「ボクたちをお迎えしてー」と、自分で自分自身を売り込む可愛いロボットをたくさん作り、ブース中をロボットでいっぱいにして、よりロボット工房らしいカオスなブースを作りたいと考えています。
 もしかしたら、来年はロボット達からの圧が凄いブースになっているかもしれません。

のらとりえ:
 今回、初出展ということで『のらとりえ』のことを会場で初めて知ったという方がたくさんいらっしゃり、出展しなければ出会えなかった可能性が高い方々と交流を持てましたので、ネットだけでなくリアルのイベントに出ることの大事さを再確認しました。

 それと、会場のお祭り感やブースの出展テーマに相応しい個性的な恰好をしている出展者さんがたくさんいらしたので、次回は自分も何かロボットの被り物など作りたいですね。

――工学に「難しいもの」というイメージを持ってる人もいるかと思いますが、「大人も子供も見て触って楽しいたくさんの電子玩具」としてデザインするときに気を付けていることはありますか?

のらとりえ:
 普通の玩具であれば、見えたり触ったりすることがタブーな電子部品をあえて主役として魅せることを意識しています。

のらとりえ:
 例えば、ジャイロセンサーを使って回転の量や速さで面白い音色を演奏できる『電子箱庭のらぴか旋2-sen2-』では、基板をタッチセンサーとすることで基板に触ること自体を遊び方の一部にし、中央にジャイロセンサーを丸見えで配置することで「コレが回転を読み取っているセンサー」という認識を持ちやすいようにしています。

 ほとんどの人は、【ジャイロセンサー】という言葉はゲーム機やスマホなどで知っていても、実物を直で見たことのある人は少ないと思いますので、「コレがそうなんだ!」という小さな感動や学びを得ていただければ嬉しいですね。
 あとは、小さなお子様でも「何コレ?」と気になるビジュアルからの、実際手に取って「楽しい!」と感じられるよう、なるべくシンプルな遊び方になるよう設計しています。

――活動を長く続けていく中で、絶対に曲げたくない「自分なりの美学」はありますか?

のらとりえ:
 どんなに細くとも、できるだけ長く、生涯現役で創作活動を続けることを第一目標としています。

――出展を迷っている未来のクリエイターに向けて、背中を押すメッセージをお願いします。

のらとりえ:
 こんなにお祭り感が満載で、出展者も来場者も一体となって楽しいイベントはほかに無いと思います!

■information

【クリクロアワード2026表彰式!】月刊ニコニコインフォ 第73号 MC: 百花繚乱
2026/6/9(火) 19:00開始

https://live.nicovideo.jp/watch/lv350520647

 

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