無法地帯と化した『ポプテピピック』第1話パロディシーンの元ネタをまとめてみた。視聴者の荒ぶる反応とともにご覧あれ
元ネタ08:『となりのトトロ』
ポプ子がバス停でバスを待つ際、右側にモザイク処理された巨大なピピ美の姿が……。このシーンはアニメ映画『となりのトトロ』のサツキとトトロが一緒にバスを待つシーンが元ネタとなっている。
さすがにこのシーンのネタを知らない視聴者は居なかったようで、「まずいですよぉぉぉ」「アウトに近いアウト」「もうアウトだろ」といったNG過ぎる演出に焦りだす様子が多数のコメントで確認できた。
元ネタ09:『ポケットモンスター』
博士のような風貌のおじさんは「3匹のうち1匹を選んで、冒険の旅に出るんじゃ!」とポプ子に告げる。その後、それぞれ色も風貌も違う3種類のピピ美が登場する。
こちらはゲームボーイで発売された『ポケットモンスター』のシーンが元ネタ。
ちなみにこの時喋っていたおじさんの声に聞き覚えがあった視聴者は「声が本人」「ファッ!」「ふぁっ…本人」などのコメントを送っていた。
元ネタ10:『The Elder Scrolls V: Skyrim』
ポプ子は映し出されず、ピピ美が画面に向かって「目が覚めたか」と発言するこちらのシーンはゲーム『The Elder Scrolls V: Skyrim』の冒頭を再現している。
わずか3秒のこちらのシーンでも、気づいた視聴者たちが「スカイリムは草」「スカイリム」「ドヴァキンwww」などのコメントを打ち込んでいた。
元ネタ11:『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
実験施設のような場所で目覚めたポプ子を、ガラスをぶち破って助けにきたピピ美。この救出時に表示される文字および、ポプ子を連れて脱出を図るピピ美のシーンのBGMは、洋画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で使われたタイトルロゴのデザインならびに劇中サウンドが元ネタなっている。
まさかの海外作品までもネタにする本作。しかし、ネタに気づいた視聴者もおり、「ガーディアンじゃねぇかwww」「ここBGMまんまでホント草」などのコメントが確認できた。
元ネタ12:『新世紀エヴァンゲリオン』
脱出を図るピピ美を監視カメラから見つめる謎の集団。彼らのひとりが「我ら委員会のシナリオ通り」といった台詞を言うのだが、この台詞は『新世紀エヴァンゲリオン』にて人類補完委員会が発した台詞と同じものが採用されている模様。
なお、このシーンでは元ネタに関するコメントよりも劇中で謎の集団のひとりが発した台詞「クソ四コマをそのままアニメ化するなど、許すわけにはいかない」に共感したらしく、「せやな」コメントが数多く投下されていた。
元ネタ13:ニコ生ゲーム配信者の迷言
ドット絵で描かれたポプ子が谷底に落下していく際、これまたドット絵で描かれたピピ美が「ザ・エンドってね」と発言するシーン。
これは、過去に自身のリアルタイムアタックだと称して、別のプレイヤーの挑戦を配信していた生主の放送ラストの台詞が元ネタとなっている。
元ネタが作品や商品の枠を超えてしまったが、視聴者の中には、チェック済みの人も多く「お疲れ様でしたってね」「公式死体蹴り」「カチカチッ(という音)まで再現されている」などのコメントでのっかっていた。
元ネタかも?:お笑い芸人“タカ&トシ”のタカのネタ
ピピ美に「アンタ、名は?」と質問された後、ポプ子が「俺は俺だぁ~!」と両腕をふりながら答える『君の名は。』パロディシーンでの1コマ。
ここでは、お笑い芸人“タカ&トシ”のタカが行う「俺だ俺だ俺だ」というネタに発言や動きが似ている点から元ネタと推測されている。
以上、わかる範囲でまとめてみたが、皆さんはいくつ気づいただろうか?
もしかしたら気づいていないだけで、ほかにもまだまだパロディが隠されているかもしれない。というかありそう。『ポプテピピック』恐ろしい子……。
ちなみにAパートは、ポプ子担当が江原正士、ピピ美担当が大塚芳忠といった大御所声優ふたりによって演じられていたのだが、このふたりは原作4コマにてアニメ化した場合のCVとして名指しされており、ある意味で夢が現実のものとなってしまったことが、本作読者によってWebで語られていたことを補足しておく。
第1話でここまでぶっ飛ばした本作、第2話以降の放送にも注目せざるを得ない。
▼未視聴という方は以下より自己責任でご視聴ください。
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