「比例っていうのがタチが悪い」「維新もなんで公認したの」長谷川豊氏の参院選出馬を受けて【話者:久田将義・南波一海・吉田豪】
夏の参議院議員選挙に向け、日本維新の会が元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏を全国比例区で擁立することが明らかになりました。長谷川氏は2年ぶり2度目の出馬となり、公式ブログでは「悔いの無いように走り抜けたいと思います。どうぞ皆様のお力を僕にお貸しください。さぁ、いよいよ夢の日を超える挑戦です!」と訴えています。
久田将義氏と吉田豪氏は自身がパーソナリティをつとめるニコニコ生放送「タブーなワイドショー」において、ゲストで音楽ライターの南波一海氏とともにこの話題に言及。吉田氏は長谷川氏が政治家に固執する理由について「政治家として成功してようやくリベンジ成功みたいな発想が常にある」と述べ、久田氏も過去の透析患者への暴言などを挙げ、「国会に出ちゃいけない」と警鐘を鳴らしました。
【全国比例区の候補予定者として発表がありました】
— 長谷川 豊 (@y___hasegawa) January 22, 2019
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本日、日本維新の会の馬場幹事長より、7月に行われる予定の参議院選挙における「全国比例区」の支部長(公認候補予定)」就任の発表をしていただきました。
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過去には人工透析患者に対する過激な発言も
南波:
これ、比例っていうのがタチ悪いですよね。
久田:
そうなんですよ。だから別に長谷川さんを応援しなくても、維新できちゃうっていうのはありますからね。性懲りもないですね、本当に長谷川さんっていうのはね。ただ国会議員でも参議院の杉田水脈さんみたいな人が受かっちゃうんで。長谷川さんって受かったら人工透析の人を殺したいの? とか。
吉田:
そう言われる度に、「僕はそんなことは言っていませんよ! 訴えますよ!」って言うことでお馴染みの長谷川さんですね。
久田:
いや書いてあるじゃん。
吉田:
「人工透析患者を殺せとは言っていないですよ」。
久田:
言いまくってるじゃん。
吉田:
「自業自得の自堕落な人工透析患者は殺せ」とは書いてますっていう(笑)。
久田:
自堕落もだめだからな(笑)。
吉田:
「自堕落なやつは殺してもいいって言ったんですよ」「全部殺すとは言っていないんですよ」っていうね(笑)。「ひどい!」(笑)。
久田:
僕の知っている人工透析の人がいますけれどね。別に自堕落な仕事してないからね。一生懸命仕事してて中小企業の社長なんですけどね。必死でやってるのにね。じゃ何がしたいの? っていう話で、また出るのかこいつと思っちゃった。
吉田:
長谷川豊はもうずっと長谷川豊じゃないですか。長谷川豊はもうそういうものとして、維新ですよね。まだ乗っかるんだそこにっていう。
久田:
維新も終わってるけれどね。なんで公認したのっていう話ですね。
南波:
そんなに知名度があるんですかね。
吉田:
知名度はありますけれど。マイナスのほうでも知名度さえあればいいみたいな言い方をするけれど、この場合どうですかっていうね。
久田:
杉田水脈さんも受かっちゃうぐらいだから、こんなんで。比例だからさっきもおっしゃったとおり、万が一ってこともあり得ないこともないですからね。
根底にある発想は「政治家で成功してリベンジする」
吉田:
毎回でたらめなことを言い続けている長谷川豊の『実話BUNKAタブー』の連載が今月かな、めずらしく真っ当なことを書いていたんですよ。
久田:
何の?
吉田:
M-1の騒動について、上沼恵美子はすごい人だ、みたいな。
久田:
M-1で真っ当なことを書いてもな。国会議員としてどうかなと思うけれどね(笑)。
吉田:
めずらしく普通のことを書いていて、長谷川豊がはじめて普通のことを書いてるって(笑)。
久田:
でもおかしいよ。この人の場合、ちょっとおかしい。このあいだ落ちた時も、安倍総理の悪口をめちゃめちゃ言っていたもんな。
吉田:
南波さんは長谷川豊は好きなんですか。
南波:
大嫌いですよ(笑)。選民意識がすごい強いし、病気とか年をとるとか、自分がそうなることへの想像力がなさすぎるっていうか。それが本当に気持ち悪いですね。
吉田:
もともと選民意識がものすごい強い人で、それがフジテレビ時代に経費使い込みという問題を起こしてフジテレビを追われて。これは宇多丸さんが言っていたんですけれども、そのマイナスをなんとか引っくり返さなきゃ、リベンジしなきゃみたいな思いがすごい強い人で。
だから、そのあとフリーアナになって、成功と言えるレベルで仕事が増えたことでリベンジ完了と思えばいいのにそう思えない人で、政治家として成功してようやくリベンジ成功みたいな発想が常にあったらしいんですよ。そっちに向いてるわけないじゃないですか。フリーアナでもあれだけ地雷を踏んでいたのに。発想がそっちだから諦めないんですよ。あの結果が出てもまだ諦めずにやろうとしている。
南波:
本来は人に寄り添う仕事じゃないですか、大元は。
久田:
そのとおりですよ。弱者に寄り添う側なんですよ。それが弱者を差別していますからね。弱者っているわけですからね本当に。立場が弱い人とか体が弱いとか。そっちに寄り添うべきなのに、そっちはいらないよみたいなことを言っちゃっているからね。政治家としてというか、人間としておかしいよね。そういう人は国会に出ちゃいけないでしょう。
日本維新の会は本当におかしいと思うわ。合流したほうがいいよ、本当に。自民党しかないんですけれどね。
吉田:
この先も『実話BUNKAタブー』で長谷川豊がおかしいなことを言っていたら、僕は拡散を続けますよ(笑)。
▼記事化の箇所は1:24:00から視聴できます▼
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