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“国土地理院のデータ”で「日本の山」を作ってみた!最大の難関、3Dモデルの入手を意外な方法でクリアした作品に「貫禄ある」「カッコイイ!」の声

 今回紹介したいのは、十塚翔さんが投稿した『【オリジナル】日本の山作ってみた』という動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

今回は解説付き。


 投稿者の十塚翔さんが、3Dプリンター初心者でも簡単に作れる方法で「山の立体模型」を作ります。

 まず最初に必要になるのが3Dモデルです。ある意味一番の難題ですが、山の3Dモデルは簡単に手に入れることができるそうです。

 その配布元というのがこちら。国土地理院のHP(gsi.go.jp)です。まずは左下の「地理院地図を見る」をクリックします。

 あとは調べたい場所を左上の検索欄に入力。画像は筑波山です。

 画面右上のツールをクリック→右に出てきたメニューから3Dをクリック→サイズは「大」を選択。すると……

 3Dモデルが出てきました。「色を付けられない3Dプリンタ用のデータです」とあるSTLファイルをダウンロードしたらOKです(ダウンロードのボタンは画面右下にあります)。

 この3Dモデルを3Dプリンター用のデータにするには、プリンターに付属しているソフトに読み込ませます。読み込んだらちょうどいいサイズになるように調整。あとはソフトの「スライス」を押してデータを変換したらOKです。

 大体のプリンターは変換後のデータ送ればそのまま印刷してくれるとのこと。スライスの設定は機種ごとに違いますが、材料を溶かす温度だけ調整すれば大丈夫だとか。

 というのも、材料のフィラメントには種類が沢山あり、材料ごとに溶かす温度が違うからだそうです。

 今回、投稿者さんが使ったのは木の粉が練り込まれたフィラメント。

 彫刻のように仕上がっていますね。

 チーク材の飾り台の上に乗せたら完成です。

 色んな山を並べるのも楽しいですね。

 同じ3Dデータを元にコンピューター制御の切削加工機、CNCを使うと……

 こんなカッコイイ作品もできました!

 3Dプリンターの最初にして最大の関門である3Dモデルを、国土地理院のHPから入手して完成した今回の作品。興味を持たれた方は、ぜひ動画を見ながら挑戦してみて下さい。

視聴者のコメント

・国土地理院スゲー…至れり尽くせりやん
・ほんまに3Dプリンタ用のデータで草
・シュールで無駄なくて素敵
・市役所に飾ってそう
・すごいな。貫禄ある
・これかっこいい!
・知らないこと知れて楽しい

▼動画はこちらから視聴できます▼

【オリジナル】日本の山作ってみた

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