マイクラの世界を現実に! はじめての3Dプリンターや電子工作で“動く”トロッコを作った情熱に「ガチすぎるw」「お見事」の声
今回紹介したいのは、Kamiさんが投稿した『電動トロッコが完成するまでの戦い【紙マイクラ】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
完全手作りの電動トロッコが出来上がるまでの試行錯誤をまとめました。 CAD設計もArduinoも3Dプリンタも初めてで、完成まで長い時間と多くのお金がかかってしまいました。
幅広い世代に人気のゲームタイトル『マインクラフト』。その世界をペーパークラフトで再現することに投稿者のKamiさんが取り組んでいます。
作品の中には自作の電動トロッコも組み込まれています。急な坂を上り、カーブを曲がり、さらに加速もするという充実の機能です。
このトロッコが出来るまでには長い試行錯誤がありました。まずはパーツを3Dプリント。CADでの設計も3Dプリンターも使ったことがなかったというKamiさん。
Arduinoを使う電子工作も初めてでした。
はじめて尽くしで作った試作のトロッコ。坂を上れず、90度のカーブを曲がるのがやっとで全体的に不安定です。
改良しました。
レールに金属板を入れて、磁力でトロッコを密着させる方式に。摩擦軽減のために透明なプラ板も使っています。この工夫で90度のカーブは曲がれるようになったものの180度はまだ難しく、上り坂や下り坂も走れません。
次はレールの改良に取り掛かりました。磁力の微調整を繰り返し、徐々に安定してきます。プラ板を無くして見た目も良くなりました。
そうしてたどり着いた走行がこちら。トロッコがスムーズに走っています。
レール4個の円形コースも走れるようになりました!
しかし上り坂と下り坂はまだ走れません。
設計の見直しに取り組んだKamiさん。試作は20回を超えました。タイヤに脱輪防止のガイドを付けて姿勢を安定化し、ようやく上り下りができるように。
シンプルな構造で、パワードレールでの加速ギミックも実現しました。
電動トロッコ作りのためににKamiさんが購入した物の一部です。長いリストとなっています。リスト冒頭のレーザーカッターも紙マイクラのために使い始めたものの1つだそうです。
半年かけて作り上げた電動トロッコの制作費用は10万円を超えました。かかった時間が「不明」なところに、夢中で取り組んだ情熱を感じます。
CADでの設計、レーザーカッター、3Dプリンターに電子工作と、はじめて尽くしで取り組んだKamiさんに、「ほんとお疲れ様です」「あんたが優勝だよ」の声や「88888888」と拍手が寄せられています。作品の詳細や電動トロッコの動きの変化に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・ガチすぎるw
・中身から自作だったのか
・これで初めてなんや…すげぇ
・執念だなぁ
・どうなってんの?!!!
・お見事
・88888888
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