3Dプリンターで「球体関節ロボット」を作ってみた! ゴム紐を使ったシンプル設計にレトロなカラーで「かわいい」「つよい」の声
今回紹介したいのは、オトカムさんが投稿した『3Dプリンターでゴム紐関節を試作してみた』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
3Dプリンター物の第五弾です テンションゴムを採用することでコストを削減する実験作です
以前3Dプリンターでラチェット関節のオリジナルロボット玩具を作ってみた投稿者のオトカムさん。
保持力や歩留まりなど一定の成果が得られましたが、関節のために必要なバネの調達がネックとなりました。28ヵ所を可動にした為かなりの数が必要でコストがかかります。
そこで今回は球体関節人形のようにテンションゴムを使う関節保持機構を試してみます。
まずは頭のモデリング。ここさえうまくいけば全体も何とかなるそう。
全身をモデリングしたら関節構造を詰めます。ネジを削減し、総パーツ数を抑えて設計。
また、できるだけ印刷時のサポート材を使わないようモデリングしました。
バックパックはサポート材ありですが、無事にサポート材を抑えて印刷完了です。
不具合を確認しながら、ゴム紐を通して組み立てていきます。
途中にネジを通して、結んだあとに引っ張れる構造にしました。
別々に組み立てた上半身と下半身をネジで合体。
背中に飛び出たノブはバックパックで隠します。
球体関節ロボ「グレイバー」の完成です!
シンプルなデザインに艶のあるレトロなカラーリングがマッチしていますね。ポージングも力強いです。
「しかし、うまくいったとはいえません」とオトカムさん。ロボットを持ち上げて軽く揺すると、足がプラプラと動いています。
また、肩関節は重力に完敗してダラーンと下がりました。
ひじ関節は張力に負けて、勢いよく戻って行きます。
球体を大きくした股関節はうまくいっているので、全体的な設計に原因があるのかもしれません。
ドール組み立て経験がないというオトカムさんにとって課題はあるものの、球体関節は突き詰めたい分野だと感じたそうです。
視聴者のコメント
・かっこいい
・かわいい
・つよい
・いいよね球体関節
・ブロンズ色がレトロ感あっていいね
・これはいいねぇ
▼動画はこちらから視聴できます▼
―あわせて読みたい―