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海洋最強生物「シャチ」について解説してみた! 圧倒的なフィジカルと高い知能を使った狩りスタイルへ「賢すぎん?」「次元が違いすぎる」の声

 今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【海編⑮】』というtuyukusaさんの動画です。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

1か月以上編集から離れるのは動画投稿始めて以来初ですね VOICEROID解説のようでVOICEROID劇場のようでもあるゆるーい感じでやってくで 「いいね」でシャチの豆知識


 投稿者のtuyukusaさんが、水族館でも大人気の海の最恐生物シャチについて解説します。

 寒い所にいるイメージのあるシャチは、極地から赤道まで世界中の海に生息。日本近海にも2000頭近くいるという調査結果があるそうです。

 ポッドと呼ばれる最大40頭程度の群れを形成するシャチは集団で狩りをする肉食生物。その狩りの対象は魚やアザラシ等、果ては史上最大の生物シロナガスクジラや最強魚類のホオジロザメにまで至ります。まさに海洋最強の頂点捕食者です。

 ところがシャチは偏食な傾向があり、クジラを狙うグループ、魚を狙うグループ、海洋哺乳類(アシカ等)を狙うグループと分かれているのだとか。獲物に合わせて生活スタイルも異なるそうです。

 また、狩った獲物に対してもクジラは舌、サメは肝臓など食べる部位にも好みがあるとのこと。なんでも食べるシャチがいるというよりは、種全体でみると食性が広いという感じだとか。

 食性の偏りは、好き嫌いというより自分が属したグループに由来するようです。

 他に群れ由来のものとしては、「コール」と呼ばれるシャチがコミュニケーションに使う音があります。コールは群れごとに方言のような違いがあるとのこと。離れた場所で行動をしていても同じコールを使う者同士で群れとしてのまとまりを保つのだとか。これも群れの中で親から子へと伝わるものです。

 シャチは他にホイッスルクリックといった音も使い分けています。

 例えばクリック音は、音波を発して跳ね返ってきた音により位置関係を知るエコーロケーションとして狩りに利用しているのだそう。

 他にも魚の群れの周囲を旋回しながら海面まで追い詰めるカルーセルフィーディング、巨大な鯨を集団で取り囲み海面への浮上を妨害して窒息させたりと高い知能を感じさせる狩りを行っているシャチ。

 流氷の上にいるアザラシには集団で波をぶつけて氷を割って海に引きずり込んだりと高度な連携も発揮するのだとか。

 そして、遊び目的で攻撃を行うこともあるそうです。必要以上に痛めつけたりと、中々の凶暴性とのこと。

 そんなシャチですが、人を獲物として襲う事はまずありません。これは、シャチはグループごとにある程度エサにする獲物が決まっているからです。あまり海に出没せず、遭遇機会の少ない人間はそもそも獲物として認識されないのだとか。

 飼育下での事故は発生するものの、野生下で明確な意図を持って人間を攻撃するケースはほぼ確認されていないそうです。

 ただし、人というより人工物が遊び相手認定することがあり、ヨットがシャチの集団に襲われて舵を壊されるケースが多発しているとのこと。このときもシャチは船から落ちた人に目もくれず泳ぎ去っているそうです。

 それでも8mの巨体にじゃれつかれるとひとたまりもありません。シャチが頻出する海域に行くときにはプロと一緒が無難とのことでした。

 海洋最強生物「シャチ」の解説の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。人懐っこく可愛いシャチの、圧倒的なフィジカルと知能の恐ろしさをしみじみと感じることができる動画です。また、シャチに会えるオススメ水族館の紹介もあります。

視聴者のコメント

・そんな所にもオルカ
・単騎ですら強いのに群れで行動するのかよ、やべーじゃん
・賢すぎん?
・あまりにも知能高すぎんか?
・他の生き物の高度と次元が違いすぎる・・・
・人間をご飯にしたグループが誕生したらとんでもないことになるな
・見ている分には本当にかわいい

▼動画はこちらから視聴できます▼

【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【海編⑮】

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