“火の鳥”とも呼ばれるカワセミ科の「アカショウビン」を発見! 角度によって青みを帯びる赤い鳥の特徴を解説しつつ高解像度で撮影してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【VOICEROID探鳥】悪条件でも綺麗に撮りた〜い!【アカショウビン】』というモズクさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
遠い!暗い!背景もあんまり離れてない! でも羽毛まで解像させたいし背景ザワザワはイヤなの! 綺麗な色と羽毛の柔らかさをそのまま写したいの!

朝6時、とある森へやって来た投稿者のモズクさん。

お目当てはこちらのアカショウビン。カワセミ科の渡り鳥です。抱卵の時期のため出てきてくれないかと考えていたのですが、思いのほか早くにその姿を見ることができました。

名前の通り赤い色が特徴のアカショウビンですが、角度によって異なる色に見える「構造色」を持ち合わせているとのこと。特定の角度で青みを帯びて見えるそうです。

基本的には背側が赤というかオレンジっぽい色味の為「火の鳥」とも呼ばれるのだとか。

この子とモズクさんの距離は40m。大きく映せるテレコンバーターを付け、シャッタースピード1/30で動画を撮影したとのこと。


羽毛まで解像されたものを撮影したい、ということでシャッタースピードを1/6にした静画がこちら。

「見れば見るほど、カワセミの色違いって感じがする」とモズクさん。嘴やお腹のラインなどよく似ていますね。


ただ、アカショウビンはカワセミよりも大きくヒヨドリくらいのサイズだそうです。意外と大きいですね。

この日見れたアカショウビンはこの1羽だけ。今度は飛んでるところを撮りたいそうです。

次にモズクさんが見つけたのは、日本で2番目に小さい鳥と言われるミソサザイ。


体は小さいものの声が大きく、あっちこっちへ向いて鳴いたり、時期によっては求愛ダンスで羽をバタバタさせながら鳴いたりと、愛嬌があって可愛い鳥だそう。


最後はクロツグミです。これまで1度しか見たことのない鳥の登場にモズクさんのテンションは爆上がりしたのだとか。
鳥たちの様子とモズクさんの解説の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をごご覧ください。ご紹介した以外にも動画と静画で鳥たちの姿を捉えています。鳥のさえずりもとても綺麗です。
視聴者のコメント
・かわいい
・たしかに嘴がカワセミだ
・大きい鳥さんなんだ
・ミソくんすき
・間に挟まる緑の映像すき
・貴重な映像ありがとうございます
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【VOICEROID探鳥】悪条件でも綺麗に撮りた〜い!【アカショウビン】』
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