『ポケモンSV』ドーブルがスケッチしたら現実でもスケッチ!? 覚えた技を正しく描けないとバトルで使えない表現力必須な縛りプレイがスタート
1996年にゲームボーイ専用タイトルとして登場して以来、世界中で愛され続けている国産RPGの傑作「ポケットモンスター」シリーズ。
来年には30周年を迎える長寿シリーズとして知られる「ポケットモンスター」は、ゲームのみならずアニメや漫画、さまざまなグッズなど幅広いメディアミックス展開により、その姿を見ることなく日本で生活するのが不可能なほど日本に深く根付いている。
全世界で大人から子供まで幅広い世代のファンを抱える本シリーズは、ニコニコ動画をはじめとする動画投稿サイトでも人気が高く、実況プレイ動画はもちろん。
さまざまなポケモンが収録されることを活かし、特定のポケモンやタイプだけでの攻略や、進化を禁止するような制限を設けた縛りプレイ実況など、多彩な動画が投稿されている。
今回紹介するのはそんな実況プレイでも人気の「ポケットモンスター」シリーズでとあるポケモンの技を活用した縛りプレイ動画。倭寇(わこう)さんがニコニコ動画に投稿した『スケッチした技を”現実でスケッチ”できないと使えないポケモンSV part1』だ。
この動画はえかきポケモン“ドーブル”固有の技であるスケッチで覚えた技を、現実でスケッチしないと使用できない縛りで『ポケットモンスター バイオレット』の殿堂入りを目指すというもの。
今回は実況者自らもドーブルと同じようにスケッチできないとバトルで技が使用できない変わった縛りプレイ動画をご紹介する。
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ドーブルのスケッチ=実況者のスケッチなポケモン実況
これまで「頭部から吊るした風鈴を鳴らさずにリングフィットアドベンチャー」や「捕まえたポケモンの重さの分だけ現実で移動するポケモン」など、一風変わった実況プレイ動画で視聴者を楽しませてきたが倭寇(わこう)さんが新たに投稿した本シリーズ。

今回の投稿した新シリーズでは「ポケットモンスター」シリーズに登場するえかきポケモンのドーブルにフォーカスし、『ポケットモンスター バイオレット』を攻略していくという。
本シリーズのキモとなるのはドーブル固有の技であるスケッチ。

スケッチはバトル中かつ1回しか使えないものの、相手や味方のポケモンから直前に使用した技をドーブルが使えるようになるという非常に特殊な技。
対象が使用してくれさえすれば基本的にはどんな技でも覚えられるため、ドーブルはほぼ全ての技を使用できる。

さて、そんな特殊な技もつドーブルに注目した倭寇(わこう)さんが企画したのは「ドーブルがスケッチした技を現実でもスケッチしないと使用できないポケモン実況」。
今回のプレイでは倭寇(わこう)さんはドーブルが技を覚えるたびに、現実でスケッチで使用したポケモンとその技をスケッチしていく。

スケッチするだけでは技を使うことはできず、描いた絵をAIを使って判定し、正しくポケモンと技が認識されれば使用解禁となる。

AIによる判定回数は対象となる技のPPに合わせて変動するルールとなっており、PPの少ない強力な技ほど解禁が難しくなるようだ。
覚えた技の運用にもルールが設定されており、AIに認められた技でもPPの数だけしか使用できず、PPを増やす・回復する行為は禁止。

PPを使い切っていない技でも忘れさせたら以降は使用禁止など、いつでもスケッチを覚え直すことが出来る本作の仕様を活かし、覚えた技を使い捨てながら1匹のドーブルを相棒に冒険を楽しむルールとなっている。
表現力が試される現実でのスケッチに初回から大苦戦
相棒のドーブルと共にひたすらスケッチしながら、技を使い捨てパルデア地方を冒険する本シリーズ。ゲームと現実を組み合わせた企画を多く生み出してきた倭寇(わこう)さんが挑む新シリーズではどのようなプレイが披露されたのか?
ドーブルとの冒険を楽しむため、自由行動が可能になるまで進めた状態でコサジタウンに戻り、ドーブル「わこう」を孵化させた倭寇(わこう)さん。

生まれたてのドーブルはスケッチしか覚えていないため、レベル2のタマンチュラを相手に戦うために必要な技を覚えることに。


スケッチを成功させるために先制攻撃を譲ったタマンチュラが繰り出したのは“たいあたり”。PPが多く、序盤のレベル上げにも使いやすい技をわこうに覚えさせることができた。
わこうに技を覚えさせたということは、本シリーズ初となる現実でのスケッチにも挑戦する倭寇(わこう)さん。

たいあたりのスケッチには4回まで挑戦可能ということで、AIの判定を探るために最初の1回はやや雑にスケッチを行い提出してみると……。

AIはイシツブテがロケットずつきを使用している様子と認識。突進しているような技と認識しているため、技の表現は惜しいようだが、1回目の挑戦は失敗となった。

ポケモンの姿かたちもしっかりと描く必要性も再認識した2度目の挑戦では、タマンチュラのデザインをより細かく描いたスケッチを提出。

ポケモンに詳しい人間が見れば答えられそうなスケッチとなったが、AIの判定はアリアドスがとびかかる様子と認識。確実に近づいてはいるものの、2度目の挑戦も失敗となってしまった。

3度目の挑戦では残りの挑戦権も少ないということで、色も使いながらより細かくタマンチュラのたいあたりを表現。1回目と比べると全くの別物で、AIにも正しく認識してもらえそうな出来栄えだが……。

AIの判定はタマンチュラのとっしん。ポケモンは正しく認識されたものの、技の表現が激しすぎたのか初回から挑戦権をフルに使うことになってしまった。


たいあたり獲得の最後のチャンスでは、3度目のスケッチをベースに攻撃の表現を控えめに調整してみたところ、ついにAIの判定を突破。
ドーブルが使える最初の技としてたいあたりが解禁され、記念すべき初バトルの勝利を手にしていた。
ドーブルがスケッチした技を現実でもスケッチしながら攻略に挑む本シリーズは執筆時点でPart3まで投稿済み。
倭寇(わこう)さんが今後どのようなスケッチを披露し、どのように技術を磨き、どんな攻略に発展するのか、ぜひ動画の更新を追いかけてみてほしい。
文/富士脇 水面
スケッチした技を”現実でスケッチ”できないと使えないポケモンSV part1
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45070506
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