「これボカロってマジ?」 稲葉曇×彩澄しゅお&りりせが生み出した新曲『春難色』が公開! 圧倒的な透明感に「なんかすごいいい」の声
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『稲葉曇『春難色』Vo. 彩澄しゅお & 彩澄りりせ』という稲葉曇さんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
稲葉曇です。
“はるなんしき” と読みます。
「Synthesizer V 2 AI 彩澄しゅお」「Synthesizer V 2 AI 彩澄りりせ」公式デモ曲です。
ボカロP・稲葉曇さんが新曲『春難色』を公開しました。前作『超深淵帯』の投稿からわずか数日との早さに、驚きと歓喜の声があがっています。
イラストは代表作『ラグトレイン』でもタッグを組んだぬくぬくにぎりめしさんが担当しています。

本作は、AHS社から発売された新しい歌声ライブラリ「Synthesizer V 2 AI 彩澄しゅお」と「Synthesizer V 2 AI 彩澄りりせ」の公式デモ曲として制作されました。ウィスパーな少女を思わせる声を持つ「彩澄しゅお」と、芯の通った抜けの良い声が特徴の「彩澄りりせ」。ふたつの個性が溶け合い、楽曲の中で透き通ったハーモニーを生み出しています。
『春難色』は稲葉曇さんらしいキャッチーなメロディーの中に、切なさが漂う一曲です。歌詞は意味を捉えきれない抽象的な言葉で綴られていますが、その断片がまるで記憶や感情のかけらのように、聴く人の想像力に訴えかけます。「非日常の僕」「春に繰り返す僕の色」「季節を削り取るような嵐」——こうした言葉が繰り返されるたび、聴く側の心の奥に何かがそっと触れてくるようです。

モノクロで描かれたぬくぬくにぎりめしさんのイラストのモチーフは、背中合わせに立つ「彩澄しゅお」と「彩澄りりせ」。りりせを上下逆にするという不思議な構図もまた、どこか不安定で、けれど美しい楽曲の雰囲気を見事に補完しています。
稲葉曇さんとぬくぬくにぎりめしさん、そして新しい歌声「彩澄しゅお」「彩澄りりせ」が共鳴し合い、生まれた『春難色』。その曖昧で、けれどどこか確かな「色」を、ぜひあなたの耳と目で感じてみてください。
視聴者コメント
声が綺麗すぎる
この曲すき!
これボカロ(広義)ってマ?
ずっと聴いていられる心地よさ
なんかすごいいいね
文/高橋ホイコ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『稲葉曇『春難色』Vo. 彩澄しゅお & 彩澄りりせ』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45244373
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