脱法ドラッグに溺れたサブカルライター・梅宮貴子氏(故)が起こした騒動と晩年を潜入ライターが追憶 「こうやって笑いをもって送ることが我々流の供養になるんだよ」
2月28日、潜入ライターのニポポ氏が“怪しい”情報を紹介しまくる破天荒チャンネル「超ニポポの怪しい動画ワールド」(毎週水曜日21時)が配信された。
ゲストには、元朝鮮総連職員という異色の経歴を持ち「実録・北の三叉路」の著書でも知られるライター・安宿緑氏が登場。
メディアの裏側を主軸にトークが展開されるなか、とあるライター(故人)に話題が及ぶと、二人の口から衝撃的なエピソードが語られた。
ニポポ&安宿緑が脱法ドラッグ組織の黒幕?
メディアの裏側暴露トークが展開されていくなか、ニポポ氏、安宿緑氏、そして番組スタッフの3人に共通の女性ライターがいたことが明らかに。
その共通のライターというのが、『梅宮貴子の実践!ネットアイドルのなり方・やり方・稼ぎ方』の著書で知られる伝説のサブカルライター梅宮貴子氏だったのだ。
2016年12月に虚血性心不全のため他界した梅宮氏だが、死の直前に「脱法ドラッグ組織の黒幕はニポポだ、安宿緑だ」とフェイクニュースを拡散されていたという事実を吐露。
ニポポ:
晩年はね、脱法ドラッグにハマちゃってね。スタッフ:
そういう工場でね、働いてたとか。安宿緑:
梅宮さんが脱法ドラッグの工場から薬を酩酊状態で持っていっちゃったみたいで。スタッフ:
そうです、それで問題になったり。安宿緑:
それを、私が命令したみたいな話しになったりして……。ニポポ:
同じ!!「自分を陥れたり、騒動を裏で糸引いてるの全部ニポポなんだよ」って周りに触れ回ってて。
で、それを聞いた当時の仲間から心配する電話がきて「大丈夫、気にしないから」って伝えたりしてさ(笑)。安宿緑:
私も梅宮さんの被害者から電話がきて「安さんが命令したって本当ですか?」みたいな感じできて。ニポポ:
それ梅宮さんの話を信じちゃってるじゃない!安宿緑:
場合によっては訴訟も辞さないみたいなことを言われて。ニポポ:
えぇー!!安宿緑:
ぜんぜん関係ないですよって(笑)。
上記のフェイクニュース騒動以前には、重度のアルコール中毒との闘いがあったという梅宮氏。
当時の旦那さんがいくら酒を捨てても、梅宮氏が新たに酒を買ってきては隠してしまうため、旦那さんが隠された酒瓶を見つけ出しては、中身を“尿”にすり替えるという地道な努力で立ち直りに尽力していたことをユーモアたっぷりにニポポ氏が語った。
そして、「こうやって話題や笑いをもって送ってあげることが我々流の梅宮さん供養になるんだよ」と、伝説のサブカルライターに対するリスペクトの念を述べ、この話題は締めくくられた。(了)
出演者情報
■ニポポ(fromトンガリキッズ)(@tongarikids)
2005年スーパーマリオブラザーズ楽曲をフィーチャーした「B-DASH!」にて スマッシュヒットを飛ばすも、実は当時探偵会社勤務。その後は潜入ライターとして北朝鮮をはじめとする様々な危険スポットや 宗教団体、心霊スポット、珍スポットへの取材を手がけておりイベント出演も多数。 また団塊ジュニア的昭和グッズコレクターとして私設資料館も持つなどその活動と知識は幅広い。
■安宿緑(@yasgreen615)
2000年代に某報道機関で主幹を務めた後、韓国芸能やスポーツ取材などを経て現在は週刊誌編集を中心に時々月刊誌、ウェブなどで独自の情報源を頼りにシコシコと労働中。海外取材も時々行う。根っからの小心者であることと、情報源とのしがらみなどで無記名と複数のペンネームを使い分けるビビり。主な分野は裏社会、しょうもないカルチャー(サブカルにあらず)、北朝鮮、韓国、その他海外事情、夜の街の婚活事情、スピリチュアルの嘘と真実など。芸能も少し。
ブログ:「ライター安宿緑の北朝鮮ブログ」
著書:「実録・北の三叉路」