『Minecraft』の海で「水ぜんぶ抜く大作戦」を実行⁉ ゲーム内マップに表示された広大な海を消す……半端ではない作業量に「いつ終わるんだ」と視聴者も絶望
徐々に終わりが見えてくる作業に没頭するというのは意外にも楽しいものだ。
例えばピース数の多いジグソーパズルは、ピースの袋を開けた瞬間こそ先の見えない作業に驚くが、組みあがっていくにつれ徐々に終わりまでの時間が見え始めカウントダウンが楽しみになる。
今回紹介するのは、そんな気分を味わえる動画だ。この動画は、クラフター(マインクラフトのプレイヤー)なら一度は思いつくものの、終わりの見えない作業に実行には移さない、とある企画に挑戦している。
チマさん投稿の『マイクラで海の水全部抜く大作戦 始まり編 #1【Minecraft】』というシリーズ。
広大なマップで遊ぶ『マインクラフト』、その世界の海水を抜くという過酷なチャレンジ「海の水ぜんぶ抜く大作戦」、徐々に終わりが見えてくるハードな作業の様子を紹介する。
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範囲は1024ブロックの正方形、広大な海をなくす大プロジェクト
海の水を全部抜くことが目標の本シリーズ。しかし、『マインクラフト』といえば、非常に広大なマップを楽しむことができることで有名。言葉通りに実行すればどんな結末を迎えるか想像は難しくない。
そこで今回の企画ではゲーム内で作成できるLv3の地図に範囲に限定。広大な海が続く海洋バイオームで地図を使用し、そこに写る範囲の水を抜くこととなった。
とは言え、Lv3の地図は『マインクラフト』内で作成できる地図としてはLv4に続く二番目に大きいサイズで、移動するだけでも時間のかかる広大な範囲。とてつもない作業が必要となる。
範囲を決めたところで地図をチェック、Part1で作成した地図を見ると、幸か不幸か6割から7割ほどの範囲が青く染まる非常に大きな海を引き当ててしまった。
企画にはマッチした広い海、いったいどれほどの作業が必要なのだろうか? 想像するだけで頭が痛くなる。
Part9で水抜きスタート、6時間で米粒ほどの成果に絶望
アイテム集めなどの準備編を終え、ついにPart9から始まった水抜き編。
水抜き作業の要となるのは周囲7ブロックの水源を最大65ブロック分吸収することができる「スポンジブロック」、『マインクラフト』で水抜き作業を行う際の定番のアイテムだ。
今回の企画では準備編で集めた144個のスポンジブロックを使い、少しずつ海の水を減らしていくこととなる。
水抜き作業は5ブロックの正方形の角に足場ブロックを設置、その中心部にスポンジブロックを縦方向に設置していくことで、水を抜いていく。
1回の作業では少しわかりづらいものの、水抜きの終わった海底からはブロックの柱を中心に綺麗な空洞が出来上がっていることがわかる。
そして作業を6時間繰り返すとどうなるか? 答えはこうだ。
作業を続けた結果、かなりの水を抜くことに成功。左右から水が流れてきているため完全な陸地にはなっていないものの、海底を歩けるほどに広がっている。
かなり進んだようにも見える水抜き作業、地図を見てみると……?
相変わらず一面真っ青……。よく見てみると地図の左上、小さな島のあたりに小さく水色が顔を出していることがわかる。
かなりわかりづらいが、島から水色まで伸びる縦長の線が今回の6時間の成果だ。
あまりの小ささに眩暈を覚えるが、間違いない。これが6時間の成果なのだ。
小さな成果にまだまだ先が見えないようにも感じるが、地図に結果が現れたこともあってかチマさんは「今後は効率もアップしてあっという間に水抜き完了ですよ」と自信満々。
この結果には視聴者も「いつ終わるんだ」と、「現実味を帯びてきたな」と、まだまだ先の見えない作業量に絶望しながらも、今後を楽しみにしている様子だ。
水抜き作業がついに開始され、今後は水抜きの済んだエリアの移動など課題も多い「海の水ぜんぶ抜く大作戦」、いったいどれほどの時間がかかるのか? 徐々に成果が出る様子をご覧になってみてはいかがだろうか。
文/富士脇 水面
マイクラで海の水全部抜く大作戦 始まり編 #1【Minecraft】
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