電動アシスト自転車で2時間かけて天文台へ…「スーパームーン皆既月食」を環境光が少ない場所で撮影!
今回紹介したいのは、ROMmanさんが投稿した『【アシスト車載】\(ず・ω・だ)/ゆるチャリそして、宮城県 46個目 月を見るたび思い出せ!【ニコニコ自転車動画祭2021春】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ずんだを食べたりしながら宮城県をゆるチャリするだけです。
電動アシスト自転車で走る投稿者のROMmanさん。今回は天文台でスーパームーン皆既月食を見ます。
その前にまずはラーメン屋さんへ。
選んだのは「並盛チャーシュー丼セット」。ランチパスポートの利用により880円が500円になりました。
極細麺のラーメンだけでなくチャーシュー丼もとても美味しそう。こちらのお店はカレーも絶品だったりとサイドメニューまで美味しいお店だとか。
500円でお腹がいっぱいになり出発したROMmanさんですが……
今度はどら焼きのお店へ。こちらは求肥の入った餅の食感のどら焼きで人気です。
購入した4種のどら焼きは自宅でいただきます。こちらのどら焼きは味はあっさりめでパクパクと食べることができ、それでいてお餅の食感で長く味わえるそう。
お土産を購入したところで天文台へ向けて出発。本来休館日の天文台ですが、月食の前後は広場を開放しているとのこと。プラネタリウムで「月食の仕組み」の上映もあるそうです。
自転車でおよそ2時間の距離を自転車NAVITIMEの案内で進むのですが、坂道を登ったり墓場を通ったりと夕暮れ時には微妙なルートを通ります。
なぜ「推奨ルート」の方が「坂道が少ないルート」よりも距離も時間も獲得標高もきついのか?
さらに「坂道が多いルート」よりもキツイのか?
推奨ルートで走っていたROMmanさんは以上のような疑問を抱いていたのですが、どうやら車通りの少ないルートを選んでいる為こうなったようです。
そんなこんなで天文台に着くと乗用車が並んでいます。これは自転車大勝利!
しかし自転車置き場が見つからず、裏の裏に止めました。後ほどここは職員用の駐輪場と判明しますが、この日は正面玄関の自転車置き場が立ち入り禁止だったため、これで良かったそうです。
広場には望遠鏡の列に並んでいる人がいましたが、それ以外は密ではありませんでした。
残念ながらプラネタリウムは完売で見れずでしたが、プロジェクターで月の様子の解説や中継が映し出されています。
職員の方の月食についての説明が「スーパームーンは専門用語ではありません」「スーパームーンと言いますが1割程度しか大きくならず、肉眼での判別は難しい」「月が赤く見えるのは地球の空気の影響です」など詳しく、この解説のためだけでも来て良かったとROMmanさん。
そして広場にカメラを設置するROMmanさん。こちらのレンズは色にじみが無く天体観測向き。非常に珍しい、オートフォーカスが利用可能な反射望遠鏡レンズです。
しかし何という事でしょう! ケースの中身は別のレンズです!
幸いなことに予備のレンズがありました。
山の上の方なので、森から出てきた月。
薄雲の中出てきた月は、すでに下半分が欠けたかのように黒いです。
刻々と変化してゆきます。
ついに肉眼では光の筋しか見えないくらいになりました。皆既月食とはいっても、完全に黒くなるわけではないようです。
また、皆既月食の月は赤いと言うものの、肉眼ではほんのりと赤みを感じる程度。しかし写真ではしっかりと赤くなっています。そして周囲の星も見えてきて、写真にも写ってきました。普段の月は明るすぎるため、これは月食のときにしか見られない光景です。
最後の方は雲で隠れがちで、メインの皆既月食を見れたのはラッキーでした。
日食のダイヤモンドリングのような状態も綺麗ですね。
その後ROMmanさんは天文台の中に入り、望遠鏡を覗いたり、お土産を見たりします。コロナ対策で使い捨ての透明フィルム越しに見た月は、雲があってもクレーターが確認できるさすがのものでした。
帰りはすっかり雲で覆われた月を眺めながら、また自転車で2時間走ります。
電動アシスト自転車で向かった天文台。道中の食レポも楽しく、皆既月食の様子については静画と動画で押さえています。興味を持たれた方はぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・おつおつ
・幻想的
・しゅごい
・銀河鉄道みたい
・普通の夜にも行ってみたいね
・いいねぇ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【アシスト車載】\(ず・ω・だ)/ゆるチャリそして、宮城県 46個目 月を見るたび思い出せ!【ニコニコ自転車動画祭2021春】』
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