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未確認生物UMA「モンゴリアンデスワーム」の正体に迫る――口から強力な毒液、尻尾の先から電撃など凶暴すぎる巨大地底生物は存在するのか

 今回紹介する、Sukekiyoさん投稿の『【voiceroid解説】どんと来い、ヲカルト探求倶楽部![#12 最強のミミズ編]』という動画では、音声読み上げソフトを使用して、モンゴルのゴビ砂漠周辺に生息するといわれている、モンゴリアンデスワームについて解説を行っていきます。

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超凶暴なUMA「モンゴリアンデスワーム」の謎に迫る

ずん子:
 このUMAは1926年に出版された「On the trail of Ancient Man」に掲載されたことで、初めて西洋で注目を集めました。体長は50から150cmで、太さは人間の腕以上。そしてこの子が強いと言われるのは、強力な毒を持ち、電撃を放出することができるといわれるからなんだ。 モンゴリアンデスワームの生息地は、モンゴルの南の端、ゴビ砂漠周辺に生息するといわれています。

あかり:
 ゴビ砂漠ってどれくらいの大きさなんですか?

ずん子:
 総面積は130万平方キロメートルで、日本の領土の約3.4倍だ。 モンゴリアンデスワームの見た目は赤褐色とされていて、その姿が牛の腸に似ていることから、現地の人々に「オルゴイコルコイ(腸虫)」と呼ばれているぞ。 普段は地中に潜んでおり、砂漠に雨季が訪れる6、7月にかけ地上に現れるんだ。その時、周辺のクモやヘビは姿を消すと言われているよ。

 獲物を見つけたデスワームは、飛びかかって口から毒液を吹きかけるとされている。そしてさらに尻尾の先から電撃を発して獲物を捕らえる。 動物学者、イワン・マッカール氏も、この特性を噂話が誇張されたものだと疑問視しているらしいね。もしかしたら、毒に触れると電撃を食らったような鋭痛や神経麻痺を起こすのかもね。

 このなかなかぶっ飛んだ生態のデスワームちゃんですが、正体についてさまざまな説が挙げられているよ。 一つ目、蛇やトカゲの突然変異体説。砂漠に生息する爬虫類は少なくなく、これらが巨大化した種が誕生していた説だね。

 一部では陸生に進化したデンキウナギだという説もあるぞ。日本人もいるシーボルトミミズのように、体液を遠くに飛ばすことができるミミズもいるから、地球に本当にいても不思議じゃないよね。 ふたつめ、複数の動物の痕跡を同一個体視している説。

あかり:
 というと?

ずん子:
 ミミズのような見た目のミミズトカゲ、大きな体を持つコスナボア、毒を持つデスアダーのように、これらの動物の痕跡をひとつの動物として扱った結果、モンゴリアンデスワームのような化け物の話が出来上がったという説だね。3つ目は、砂漠への注意喚起のために作られた話説。様々な危険な生き物がいる砂漠へ、子供や知識が足りない人が行かないように、語り継がれるようになってできた話という説だね。

 そしてこれは私一押しの説!隕石に乗ってきた地球外生命体説!実はゴビ砂漠では、今まで多くの隕石が発見されているんだ。その数は5年間に600個を発見する隕石ハンターがいるほどなんだ。その隕石に地球外生命体が付着していて、その生物が地球に適応、または原生生物に進化を促して生まれた結果だという説だね。

 世間で言われてる説はこんなところかな。見た目や能力から人気が出て、今や映画やゲームのキャラクターとして人気者になったデスワームちゃんですが、捕獲や正体を暴くための調査を近年まで行うことがあまりできませんでした。

あかり:
 それなぜです?

ずん子:
 デスワームが生息すると言われるゴビ砂漠の南の方は、社会主義政府によって、外国人旅行者の訪問や、学術調査が禁止されちゃってたんだ。しかし、1990年のベルリンの壁崩壊に始まって、社会主義政府が崩壊し、調査が可能になったんだ。

あかり:
 なるほど。

ずん子:
 今まで行われた調査で代表的なのは、1990年から1992年にかけ、先ほど出てきた未確認動物学者のイワン・マッカール氏が現地でデスワームの調査を実施し、多くの目撃談を収集したんだ。 さらに2005年に動物学ジャーナリストのリチャード・フリーマン氏を中心とするイギリスの研究チームが捜索を実施しました。

 結果、現地人からはたくさんの目撃談を収集することに成功しましたが、デスワーム自体を見つけることはできませんでした。 しかし目撃談からあまりにも多くの人が目撃し、相当数の人々が死んでいるため、作り話で片付けるのができないのではないかという意見や、地中にうごめく謎の生物の存在は、ほぼ確定的ではあるが、毒や電撃に関してはうわさが誇大化しているのではないかという結果になりました。

あかり:
 なるほど。やっぱり能力はぶっ飛び過ぎだったかもですが、なにか存在しているってだけで、ワクワクしますね!

ずん子:
 さらに言うと、日本にもデスワームちゃんと似たような妖怪がいるって知ってるかい?それがこの野槌ちゃん。体のサイズやミミズのような体形に、大きなお口!時には人や鹿を一気飲みするというワイルドさ! モンゴルだけでなく、日本でも似たようなものが確認されていると考えると、関連性があるかもって思っちゃうよね。

あかり:
 へー、こんな子もいるんだ。

ずん子:
 いるとしたらきっと鳥取砂丘に違いない。

あかり:
 鳥取砂丘は魔境だった……?

 非常に謎めいた存在の「モンゴリアンデスワーム」。大規模な調査が行われ、そのうち謎が解明される日が来るかもしれませんね。解説をノーカットでご覧になりたい方はぜひ動画をご視聴ください。

▼動画はこちらから視聴できます▼

【voiceroid解説】どんと来い、ヲカルト探求倶楽部![#12 最強のミミズ編]』

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