鉛鋳造で「ベーゴマ」を作ってベイブレードと戦わせてみた! “武を極めたジジイ”のようなベーゴマへ「かっこいい」の声
今回紹介したいのは、ルーフェさんが投稿した『鉛でベーゴマを作ってベイブレードと戦わせてみた』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
作業期間<練習期間
今回は活字鉛を使ってベーゴマを作ってみました。 ベーゴマと言えば昭和のおもちゃというイメージがありますが、やってみるとなかなかに奥深く熱中してしまいますね。 ベーゴマのハードルを下げたベイブレードが流行るのも納得です。
倉庫を片付けていたらベイブレードを見つけた投稿者のルーフェさん。ベイが1つしかないので、戦わせるため自分で作ることにしました。
設計はCADで。自分の立ち絵のデザインです。
もう1つは市販のベイブレードを参考にしたデザインにしました。
CNCフライス盤に加工データを入れて木材を削ります。
隙間や凹凸をパテで埋め、木材の目止めのためにアクリル絵の具で塗装。やすりをかけて蜜蠟を塗り込んだら木型の出来上がりです。
次は鋳型作り。ダイソーのブロックで作った型枠に粘土で木型を固定。
耐熱シリコンを流し入れ固まったら、固定用の粘土を取り除き離型剤を塗布。反対側にもシリコンを流し込みます。
型枠と木型を取り除き、シリコン鋳型が出来上がりました。
続いては鋳造。タルク代わりのベビーパウダーで型を保護したら、活字鉛と呼ばれる鉛合金を流し込みます。活字鉛は融点が低く、普通の鉛よりも固いのでベーゴマ向きと考えたそうです。
固まったものを確認すると、大きな巣が出来ていました。
失敗したものは溶かして再利用します。
何度か試し、鋳造方法に改良を加えたルーフェさん。まずは鋳型の湯道を広げて押し湯がしっかりできるようにしました。
流し込む鉛の温度は低めに。
さらにホームセンターで買ってきたターボライターで押し湯を加熱。
そして成功! 巣や引けもなく、いい感じに鋳込めました。
ニッパーで湯道を切り落としてやすりをかけ、ベーゴマの完成です!
まずは六角型に紐を巻いて遊んでみます。
準備ができたらスタジアムへと投げるようにして回しました。コツは手首を固定して水平に投げる事と、投げた後紐を引っ張り過ぎないことだそうです。
ベイブレードはエースドラゴン.St.Ch 斬。重量は63gです。
六角ベーゴマが余裕で勝ちました。
伝統的なベーゴマの勝利には沢山の「なるほど」のコメントが。「さすが本物だ耐久性が違う」「ご先祖強いな…」「漫画に出てくる強いジジイみたいでかっこいい」という声も上がります。
次はトライピオ型との勝負。
トライピオ型は上から押さえつけられてしまい、エースドラゴン.St.Ch 斬の勝ちです。
この結果には「さすがピオ型」「これもう呪いか何かだろ」と、先ほどの「なるほど」とはまた一味違う反応が集まっています。
最後はベーゴマ同士の戦い。トライピオ型を吹っ飛ばし、六角型の勝利となりました。
今回、鋳造でベーゴマを作ったルーフェさん。ベーゴマを回せるようになるまで2週間かかり、正直な感想としては作るよりも回すことが難しかったそうです。でも難しいからこそ回せた時の快感は病みつきだとか。
ベーゴマを鋳造で作る過程とベイブレードとの熱い対戦。興味を持たれた方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・かわいい!
・かっこいい
・小さいから下から攻撃できるのか
・漫画に出てくる強いジジイみたいでかっこいい
・火花散る戦い
・なんか力任せの若造と武を極めた老人みたいなバトルだったわ
・こりゃ楽しいわ
▼動画はこちらから視聴できます▼
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