旧車ならではの音と美しさがたまらないバイク「CB400FOUR」の魅力とは? ホンダの反骨精神を感じるバイクへ「 渋いなぁ」「奇麗に乗ってる」の声
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【CB400FOUR】日本の美しいカフェレーサー 愛車紹介祭2025』というりあさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
旧車というディープな世界、その一端を感じて頂ければ幸いです。 本動画は湊様主催の愛車紹介祭2025の参加作品となります。 主催の湊様には良い機会を頂き感謝です!

車載動画をいくつも投稿しているりあさんが、ご自身の愛車についての動画をアップ。こちらは3月7日から20日にかけて行われたニコニコユーザーが主催した動画投稿イベント『愛車紹介祭2025』の参加動画です。




鍵を差し込みエンジン音が響きました。各種ライトが点き、温度などの数字がバババッと並んでいく様子を見ていると、バイクが目を覚ましているシーンを見ている気持ちになります。

りあさんの愛車はホンダの「DREAM CB400FOUR」。

CB400FOURが生まれた当時、日本では上画像のようなアップハンドルで上体を起こしてドカッと乗るスタイルが主流でした。



そんな豪華な装飾で彩られた時代に、フラットなコンチネンタルハンドルや潔いまでに虚飾を配したタンクや跳ね上がったシート後端といった姿で登場したCB400FOUR。


特にレーサーのような集合タイプの4into1マフラーは当時としては異例のスポーティーなデザイン。これぞ元祖ジャパニーズ カフェレーサーと呼ぶにふさわしいものだとか。
カフェレーサーとは、1960年代のロンドンで生まれたバイクのムーブメントです。カフェで愛車を見せ合う若者たちが、ハンドルを変更したりレース用のマフラーを取り付けるなどレーシングマシンを模倣。そのスタイルがカフェレーサーと呼ばれるようになりました。
ムーブメントは大きくなっていき、70年代にはアメリカや日本にも流行したのだそうです。カフェレーサーはこのところ注目が高まっているスタイルでもあります。



りあさんのCB400FOURは1977年式の408㏄で、アメリカへ渡り日本へと里帰りしたもの。4気筒ですが今どきのDOHCではないのでレスポンスはまったりしたものだとか。それでいて気持ちのいい音を奏でるということで、動画ではここでエンジン音が聞こえてきます。

純正とよく間違えられるマフラーは、とある専門店さんのスリップオンマフラー。りあさんが純正と聞き比べてみたところ、純正より若干大きいかもくらいで、比べないとわからないレベルだったそうです。


他は基本的に純正で、油温計やETCやスマートフォンホルダーが付いているくらいとのこと。スピードメーターはマイル表示ではなくキロ表示に変更済みです。

旧車はパーツ不足の心配がありそうですが、フォアのような人気車種は専門店によるリプロパーツがあるので、部品が無くて直せないということほぼ無いとのこと。




そんなCB400FOURの持つ魅力はさまざま。時代の風潮に対する反骨精神を感じるデザインコンセプト、エンジンのロマンや本田宗一郎氏の思いなどをあげつつも……

その美しさにただ惹かれたのかも、と車載映像とともに語るりあさんでした。

「涙出てくる」「美しい. これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう」「おつ!」などの声の寄せられた本動画。丁寧な描写にバイクへの思いを感じます。その詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。
また、動画投稿イベント『愛車紹介祭2025』では、自動車、バイク、自転車などを紹介する動画が100本以上も投稿されていますので、この動画が気になった方は他の動画もチェックしてみてください。
視聴者のコメント
・渋いなぁ
・音がたまらんのよ
・かっこいい
・もうすぐ50歳か
・奇麗に乗ってるなあ
・大事にされてるなー
・いやはや良い趣味をお持ちだ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【CB400FOUR】日本の美しいカフェレーサー 愛車紹介祭2025』
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