地上波では無理? HIV患者受け入れの“エイズ寺”に行ってみたら、謎オブジェやミイラ標本てんこ盛りでカオスだった【写真あり】
「後ろにある袋が、全部お骨ですね」
※本記事には過激な画像が多く含まれます。閲覧の際はご注意ください。
丸山:
こうなっちゃうと、リアルな感じというより、ちょっと作りモノ感のほうが強いですよね。
村田:
ミニ死体博物館みたいなものなんですけど、結局これを目当てに来る人も少しいる。
丸山:
お金は「いくら払ってください」とかじゃなくて、「お気持ちのままで」っていう感じなんですか?
村田:
お気持ちですね。
丸山:
Up to you.(あなた次第)とか言われるんですね。
村田:
そういうものを売るぞ、みたいな施設はありましたけど。
丸山:
何か売ってたんですか、Tシャツとか? 「I love ◯◯」みたいな、Tシャツとか売ってんのかなと思って……。
村田:
これ、後ろにある袋が全部お骨ですね。
丸山:
何だか、カンボジアのキリングフィールド【※】みたいですね。
※キリングフィールド
ポル・ポト政権下のカンボジアで、大量虐殺が行われた刑場跡の俗称。
村田:
結局、お骨が溜まってっちゃうんでしょうね。
レディボーイのミイラまで! その胸にはシリコンの跡が
丸山:
これは生々しいな……。
村田:
これも同じく母子感染の赤ちゃん。一番かわいそうですよね。母子感染で関係ないのに。
丸山:
多分、自意識とかそういう……物心つく前に亡くなってるのかも知れないですね。
村田:
で、これがレディボーイですよ。だからおっぱいが……。
丸山:
やっぱり、シリコンは残るんですね。
村田:
しかも、“カッティングボーイ”って言われてたから、切っている。
丸山:
切ってる人?
村田:
おちんちんを切ってる人だよって。
丸山:
でもすごい。ミイラになってもシリコンって残るんだ……。これは知らなかった。
村田:
なかなか、ミイラ感がすごいですよね……。
丸山:
そうなんですけど。この粉の吹き加減……管理が全然されてないですね。ワイヤーでぐりぐりってやってるだけですもんね。
村田:
ミイラにするために何か頑張った感はあんまりなかったです。
丸山:
内臓を抜いてるとか、そのレベルですか。
村田:
内臓抜いてるのかな……そのまんまじゃないですか? でも、そのままだと腐っちゃうか。
丸山:
これ、通報されてたりして。これ、全部大丈夫ですよね。
村田:
大丈夫ですよ。許可も取ってます。
▼記事化箇所は1:43:40から視聴できます▼
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