なぜ「カリフォルニアロール」はご飯で巻くの? 日本食のアメリカンな“進化の歴史”に思いを馳せながら作ってみた
今回紹介したいのは、ホルモンしま田さんが投稿した『【食の歴史】なせ゛カリフォルニアロールは逆なのか?』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
皆さん「カリフォルニアロール」は好きですか? え?あれは寿司じゃない? 実はあの形には意味があるんです! 今日はそんな食の歴史を紹介していきます。 それでは早速やっていきましょう。
2月3日の節分が迫り恵方巻きの話題を聞くこの時期、変わり種の巻き寿司「カリフォルニアロール」にまつわる動画をご紹介します。
カリフォルニアロールはシャリでネタを巻いていることが特徴です。海苔が中でご飯が表というこの巻き寿司は、どのように生まれたのでしょうか。
カリフォルニアロールはその名の通り、アメリカのカリフォルニア州発祥と言われています。
諸説ありますが、1963年にロサンゼルスはリトル東京のレストラン「東京會舘」内に開設したスシ・バーで、オーナーの小高大吉郎氏の提案を受けた寿司職人の真下一郎氏が作ったのがはじまりだとか。
元々お店は日本と同じ巻き寿司を提供していましたが、アメリカ人は馴染みが無い海苔をはがして食べていたそう。その反応を見たことから工夫した形だそうです。また、生魚を食べる習慣がないことにも合わせ、生魚を使わないレシピが考案されました。
今でこそ世界でもメジャーな食べ物になった寿司ですが、昔は中々受け入れられなかったというエピソードは感慨深いです。
動画後半では冒頭に登場した材料でブッチャーしまださんが料理人らしい鮮やかな手つきでカリフォルニアロールを作ります。とびっこと白ゴマをまぶしたカリフォルニアロールはとても美味しそうです。
「今回は結構シンプルな素材で作りましたが、様々な具材のカリフォルニアロールがあるのも選ぶ楽しさがありますね」とブッチャーしまださん。
このカリフォルニアロールがまた違う国でアレンジされてカリフォルニアロールフライができて、それがまた別の国に伝わってカリフォルニアロールフライサンドが出来たりして……そんな風に今後も色々進化していくかもしれませんね
とまとめたブッチャーしまださんですが、巻き寿司から派生したカリフォルニアロールは実際に丸ごと油で揚げたカリフォルニアロールフライに進化しているようです。カリフォルニアロールフライサンドにもどこかで進化しているかもしれませんね。
カリフォルニアロールにまつわる話からその可能性、また日米のバーベキュー比較などにも軽妙なトークは広がっています。続く美味しそうなカリフォルニアロールの作り方と共にぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・美味そう
・作るのうまいな
・カリフォルニアロールめっちゃ好き
・むしろそれ全部アメリカの中で作られそうw
・魔改造なんて言われてた気がするけど、日本人の料理人がアメリカ人に受け入れてもらう為に考案したものだったのか
・これはこれでうまいよな~
▼動画はこちらから視聴できます▼
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