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砂に埋もれる自転車道の先に、謎過ぎる構造の「橋」を発見! ダイナミックな自然の中にたたずむ建築の技術が圧倒的だった

 今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『「砂がたまったら下記にご連絡ください」の連絡先が砂がたまっていて見えない編。【バーチャルいいゲーマー佳作選】』というウスイさんの動画です。


 静岡県掛川市の国道150号を走る投稿者のウスイさん。

 左折して進むと有料っぽさがただよう駐車場ゲートが現れました。実際は無料だったとのこと。

 たどり着いたのはリバティリゾート大東温泉。

 温泉施設やコテージのあるこちらのカフェでコーヒーを飲むウスイさん。

 リバティリゾートから砂浜へはすぐで、千浜砂丘へ出ました。映像で見るよりも実際は奥行きがあるとのこと。

 砂浜に近づくと埋もれた路面を発見。立ち入り禁止の看板が立っています。

 反対側は完全に砂で埋まっていました。

 ここはかつて千葉県の銚子市から和歌山県和歌山市までを結ぶ、超巨大自動車道路「太平洋自転車道」だったとのこと。この区間は静岡県道376号 浜松尾前崎自転車道線です。説明の看板には「県」と「自転車」の文字がかろうじて確認できます。

 現在の様子はマウンテンバイクでも進めそうにない凄まじさです。

 ちなみにこちらは2014年の4月に、ここから西に3キロほど進んだところで撮影した画像。踏み跡や看板の内容からすると、この時点で道路はは封鎖されていなかったようです。

 しかし「砂がたまって通りにくい場合は下記にご連絡ください」の連絡先が砂に埋まっていますし、柵が機能していませんね。

 それはそれとして、重たい空に風車と砂丘という海の景色がいい感じの場所です。コーヒーも美味しかったとか。

 さらに周辺を散策したウスイさんは自転車道を発見。道なりに進むと大きな橋がかかる菊川にたどり着きました。現在の自転車道は手前を右に行くようですが、左の海沿いおよび橋梁が本来の自転車道だったようです。

 こちらがその潮騒橋。船が通れるようかなりの高さとなっています。

 Wikipediaの説明によるとレア構造、かつ吊床版橋としては国内最長(232m)と気合の入った橋梁のようです。

 自転車歩行者用として設計された橋ならではの気遣いを感じるのがこの休憩スポット。三ヵ所もありました。

 ところどころにこういった河口砂州調査のための機械らしきものも取り付けられています。

 そして橋からの眺めはとてもいいです。

 ただ、この高さとこの細さで直立した感じはやや怖いとのこと。

 橋の構造を横から見たところです。これには「なんだこの構造?!」「変態構造すぎる」「すげえ」の声が寄せられています。

 路面やアーチ部の薄さが目を引きますね。

 構造計算がどうなっているのかわからなくても、一目で凄さが伝わって来る潮騒橋。1995年度の土木学会田中賞を受賞したそうです。

 砂に埋もれる自転車道に自然の力を感じたあとは、インパクトある橋梁で建築の力を感じました。詳細に興味を持たれた方はぜひ動画をご覧ください。また、参考情報については動画の概要欄にリンクがあります。

視聴者のコメント

・狭間の地みたいだぁ…
・こんな橋初めてみた
・変態構造すぎる
・まじで、すごいな
・海風で変な揚力受けそうだけどこれで正解なんやな…すごいぜ土木
・行きてえなあ

▼動画はこちらから視聴できます▼

『「砂がたまったら下記にご連絡ください」の連絡先が砂がたまっていて見えない編。【バーチャルいいゲーマー佳作選】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43576957

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