アマゾン川に生息する“人食いナマズ”とは⁉ ピラニアより恐れられる魚「カンディル」について解説してみた
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【淡水編⑥】』というtuyukusaさんの動画です。
投稿者のtuyukusaさんが、現地で「人食いナマズ」と呼ばれてピラニアより恐れられているアマゾン川の魚「カンディル」について解説します。
カンディルはアマゾン川やオリノコ川流域に生息する肉食性淡水ナマズの総称です。獲物の皮膚を破り体内に侵入するセトプシス科と、今回取り上げるトリコミュクテルス科が主にいます。
数センチから10センチ程度の小魚ながら、恐れられている理由はその攻撃性。魚のエラや排泄口などの穴という穴から体をねじ込んで侵入、肉や内臓を食い荒らします。
カンディルは普段自分より大きな魚を獲物としていますが、時には哺乳類も標的となります。
哺乳類の持つ体の中と外をつなぐ尿道や肛門を狙いその細い体をねじ込んでくる描写に、コメント欄では「ぎゃああああああああ」「駄目です」「こわすぎる…」の反応が起こりました。ちなみにカンディルのヒレには返しが付いているので、手で抜くことはできず切開で取り出すしかないとのこと。また、満足したらヒレを畳んで出てくるそうです。
過去の説ではカンディルはアンモニアを感知して獲物を見つけ、魚のエラや排泄口を狙っていると考えられていました。しかし2016年の研究ではアンモニアや魚の体液や人の尿には反応しなかったとのこと。なおかつ2種類の魚を投入した場合は狙う魚に有意に差があったことから、視覚で獲物を選別している可能性もあるのだとか。
こういったことから、尿道に侵入したという噂は多いものの「友達の友達の話」レベルでどこまで本当かはわからないそうです。
ただしその恐ろしさは本物で、1981年にアマゾン川で沈没した船の乗客380人を襲撃し、うち200人以上がショック死や感染症により亡くなったとう事例があります。
カンディルに限らずアマゾン川は危険生物の宝庫。生身で入ること自体が危ないと言えますね。
恐ろしい生き物カンディルについて、解説の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・でたわね
・ヤバいの来た
・ひええ
・カンディル…恐ろしい子!
・修羅の川
・まだ見ぬ強敵たち
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【VOICEROID解説】ゆかり先輩と見る危険生物【淡水編⑥】』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm43705225
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