日本に3匹しかいないラッコに会うため「鳥羽水族館」へ日帰り旅! 近くの「伊勢シーパラダイス」ではアザラシやトドを撫でてみる
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【鳥羽水族館】ラッコに会いにおいないさ、伊勢【伊勢シーパラダイス】』というウータンさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
ラッコに会いに行くならお早めに
5時56分に東京を出発した投稿者のウータンさんがやって来たのは三重県鳥羽市。ラッコの郵便ポストが可愛いです。
お目当ては鳥羽水族館。特急の停まる駅から徒歩で行くことができ便利です。
鳥羽水族館に来たのはラッコに会うため。
ラッコはイタチの仲間で、犬猫と同じ食肉目に属します。ラッコの毛の密度は地球上最強と言われていて、人間1人の髪の毛の量がラッコの体表1㎝四方におさまるほどだとか。寒い所に住んでいて、寝るときも海の上のなので耐寒性が重要なのですね。常にメンテナンスが必要なのか、結構忙しそうにグルーミングしていたとのこと。
くるくる回転しながら上手に泳ぐラッコですが、歩くのは不得意そうでした。
他に、ラッコは貝を叩くためお気に入りの石をポケットに入れているという話ですが、ポケットはあるものの石については怪しいそう。「お気に入り」という概念があるのかは不明だそうです。
30年ほど前は各地の水族館で見ることができたラッコ。ピーク時には120匹を超えていたとか。しかし現在の日本での飼育数は合計3匹。そのうち2匹がここ鳥羽水族館にいます。残った3匹は高齢でもう繁殖は無理なのだそう。絶滅危惧種の国際取引に関する条約である「ワシントン条約」により、数が減っても輸入をすることはできません。そのため、今のうちにラッコを見ておきたいとこうして鳥羽水族館に来たそうです。
ただし野生のラッコは北海道にいます。そちらで保護計画がうまくいけば、北海道で見ることができるようになるかもしれません。
ちなみにウータンさんは平日に訪れたのですが、天候が悪いにもかかわらずお昼ごろにはかなり混んできたとのこと。ラッコを見たい場合は開館時間直後がオススメだそうです。
鳥羽水族館には他にも貴重な生き物がいます。
ゆったりと泳ぐこちらはアフリカマナティー。海牛目ですが、種が近いのは牛ではなく象です。シッポの形が独特ですね。
続いてはジュゴン。マナティーと同じく海牛の一種です。
マナティーと似ていますが一番の違いはイルカみたいなシッポ。ただ、体型はイルカと似ていても顔が違います。ジュゴンの顔には蓋の付いた鼻があり、イルカの鼻は上に付いている呼吸孔なので顔にはありません。
マナティーとジュゴンのあたまはツルーンとしていました。
ウータンさんが次にやって来たのは伊勢シーパラダイス。鳥羽水族館からタクシーで20分ほどでした。
入ってみるとちょうどトドのご飯タイムでした。ウータンさんによるとでかいアシカがトドで、セイウチと違って大きな牙は無いとのこと。
すぐ近くにもトドが。大きいです。
ここ伊勢シーパラダイスのキャッチコピーはゼロ距離水族館。なんと動物たちを触ることができます。遠くから見るとツルンとした印象でしたが、ちゃんと毛がありました。
あっかんべーや逆立ちなども披露。鼻と口が食肉目らしくかなり犬猫と近いと思ったそうです。
続いては牙のあるセイウチ。もふもふはしていませんでしたが、けもの感があったとウータンさん。ヒゲは茹でる前のスパゲッティみたいだったとか。
大きなヒレには小さな爪がありました。
最後に触ったのはアザラシ。顔が犬猫とっぽいとやはり思ったそう。そして、アザラシはナイスな触り心地だったそうです。
さらにイルカとはキャッチボールができました。「さすがゼロ距離水族館」という体験ができる伊勢シーパラダイス。鳥羽水族館とはしごして楽しむのはオススメのコースだそう。
最後は伊勢二見で夫婦岩を。二重に虹がかかっていてとても素敵な光景です。
ウータンさんが東京駅へ帰って来たのは22時26分。日帰りで三重県旅行を楽しむことが出来ました。最後は虹まで見えた充実の旅路の詳細に興味を持たれた方は、どうぞ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・ラッコは大飯食らいでかわいい
・見れるうちに見たいよなぁ
・すごいなここ
・触れるのいいな
・まじまじ見たことなかったけど面白い
・完璧な休日やな…_(:3 」∠)_
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【鳥羽水族館】ラッコに会いにおいないさ、伊勢【伊勢シーパラダイス】』
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