日・米・中の「朝ごはん」を食べ比べてみた! 「こういうのがいいんだよ」と言いたくなる日本の味とアメリカ&中国の食の志向の違いが興味深い
今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『日・米・中の朝ごはんを食べ比べてみた』という青海(おうみ)さんの動画です。

朝食には食文化を通したその国の性格が如実に表れるのではと考えた投稿者の青海(おうみ)さん。日米中の伝統的な朝ご飯を作って食べ比べてみることにしました。



まずは日本の朝ご飯から。顆粒だしを入れた水を沸かして豆腐とネギを投入。味噌を入れる前に一度火を止めました。

日本の朝ご飯のメインディッシュは魚だろうと用意したのはカラフトシシャモ。カナダ産だそうです。


焼き上がったシシャモを盛り付けました。こんがりといい焼き色です。



味噌を溶いたら納豆も付けて、日本の朝ご飯の完成! お味噌汁を作った残りで冷奴も添えました。

ちなみに朝に撮影したので、こちらは本当に朝ご飯だったそうです。


熱々のお味噌汁は寝ぼけた頭に直撃して、一気に目が覚める感覚になるとのこと。青海(おうみ)さんが思わず「最後にこんなの食べたの旅館泊まった時です」と言うと、賛同するかのように視聴者からそれぞれの朝食のコメントが寄せられました。


納豆かけご飯を食べると、「くう~これこれ!」「こういうのでいいんだよ!」の言葉が出た青海(おうみ)さん。

日本の朝ご飯に、「2025年度上半期こういうのでいいんだよグランプリ優勝かもしれません」と感じたとか。シシャモもご飯が進みます。

続いてはアメリカの朝ご飯を作ります。

重要な要素として用意したのはイングリッシュマフィンとのこと。確かにアメリカの朝は食パンではなくマフィンのイメージです。



ベーコン→卵→ソーセージと、フライパンを洗うこと無く次々と投入。スクランブルエッグはベーコンの脂で旨味がアップ。ソーセージは水を入れたら蓋をして蒸し焼きにしました。

マフィンは二つに割ってフライパンで温めます。

アメリカの朝ご飯が完成! 洗い物が少ないのがいいですね。

マフィンにはベーコンと卵を乗せていただきます。ベーコンだけで味見したところ塩辛かったのだそうです。

食べてみると想像通りの美味しさ。簡単なので、この春から一人暮らしをする料理に慣れていない人などは、これくらいのレベルからはじめるのがいいと感じたそうです。


ソーセージについて青海(おうみ)さんは「塩っ辛すぎますね」の反応。

白飯が欲しくなったそうです。

最後は中国料理。トウジャン(豆漿)と油条(ヨウティヤオ)を作ります。トウジャンは豆乳、ヨウティヤオは中華揚げパンとのこと。


まずはトウジャン作り。お皿にお酢を入れたら醤油を少々加えます。

豆乳を鍋で温めたら、先のお皿に全て入れました。


全体を混ぜたらネギを加え、ラー油を垂らしたらトウジャンのできあがりです。


ヨウティヤオはフライパンで揚げ焼きに。こんがり色付くまで揚げます。

中国の朝ご飯の完成です!

作るのも食べるのもはじめての料理なので楽しみ、と青海(おうみ)さん。


豆乳スープからいただいてみると、やさしい味のスープにピリッとしたラー油が効いていて想像していたより美味しいそう。


中華揚げパンはすごく軽いチュロスみたいな感じだとか。そのままだと特に味はしないものの、スナックみたいで美味しいそうです。



そんな2品を一緒に食べるとすごく合って美味しいとのこと。揚げパンの油感を豆乳が抑えてくれて、パクパクと食べられるのだそうです。朝ご飯に良さそうな味わいだとか。
日米中の朝ご飯を3日に分けて食べてみた青海(おうみ)さんによると、やはり日本の朝ご飯が一番合うとのこと。そして米中の朝ご飯もたまになら食べたいと思ったそうです。
朝ご飯は食べない派だという青海(おうみ)さんによる日米中の朝食の食べ比べ。各国の手間のかけ方や重視する点などの違いと自身の好みを感じることができました。検証の詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。軽快なトークが楽しいです。
視聴者のコメント
・こうやって見ると日本の朝ごはんって手間かかっているんやな
・イギリス「私も混ぜろよ」
・中国南部の、粥と油条の朝ごはんが好き、鹹豆漿はもっと好き
・そうかもな汁物とパンでバランスもいい
・なんだよここまで全部うまそうやん
・良い企画だった
▼動画はこちらから視聴できます▼
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