「にんにく」の食べ過ぎで下痢になるって本当? 気をつけたいにんにくの副作用や対処法を解説
今回紹介する、フロムゲーのボス部屋さんが投稿した『【ニンニク祭2022】食べ過ぎ注意!ニンニクの食べ過ぎによる副作用』という動画では、音声読み上げソフトを使用して、にんにくの食べ過ぎにより起こる副作用や予防方法について解説していきます。
にんにくの食べ過ぎは副作用に注意!
みんなニンニク好きだよな。ついついニンニク食いすぎちまうよな。でも、ニンニクを食いすぎるとどうなるが知ってる?
というわけで、今回はニンニクを食い過ぎた場合の副作用について話させてもらう。
まずはニンニクについておさらいしておこう。ニンニクはユリ科の植物で、球根を食用としている。ニンニクは歴史的にエジプト人、ギリシア人、ローマ人、中国人、日本人、アメリカ先住民など、世界各地の人々に健康上の目的で使用されてきた。
現在ではニンニクは高コレステロール血症、高血圧、風邪、さらにはがんやその他の症状・疾患の予防など、様々な用途にサプリメントとして使用されている。
生のニンニク、ニンニク粉末、及びニンニクオイルは、食物の香味付に使用されている。以上がみんなも知ってるニンニクの概要だ。これから副作用の説明に移る。って言っても副作用って言ったって、口臭と体臭がきつくなる程度だって思ってないか?
甘い、甘い。実はニンニクの食べ過ぎにより、腹痛や下痢、吐き気、嘔吐、胸焼けなどの消化器症状を起こすことがある。
これにはニンニクのにおい成分である「アリシン」が関係している。アリシンには強い殺菌作用があり、強い抗菌・抗カビ作用を持つ。だから古くから薬用植物として重宝されてきた。
でもこの強い殺菌作用が胃の粘膜を傷つけたり、腸内細菌を殺してしまったりするため、腹痛や下痢などの症状を起こすことがある。
アリシンは生の状態の方が作用が強いため、特に生ニンニクの食べ過ぎは要注意だ。加熱して食べるようにするか、アリシンは水に流れ出やすいため、ニンニクを切った後に水にさらすなどの対策をするといい。
他にも副作用がある。ニンニクを摂取すると出血しやすくなる可能性がある。ワルファリン(クマディン)などの抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用している人や、これから手術を予定している人は、ニンニクサプリメントを摂取している、または摂取しようとしている場合、そのことをかかりつけの医療スタッフに伝えてくれ。
また、ニンニクはHIV感染症の治療薬であるサキナビルなどの薬剤の効果を阻害することが知られている。HIV患者の方は注意してくれ。
今回の紹介は以上だけど、「ニンニク 食べ過ぎ 副作用」で調べたらもっといろいろ出てくると思う。よかったら自分で検索してくれ。とにかく食べすぎには注意だ。何事もほどほどがいい。
疲れたとき、気合を入れたいときなど、ガッツリニンニクマシマシにしたくなりますが、実は量は控えめにしてあげるほうが体には良さそうですね。解説をノーカットで聞きたい方はぜひ動画を視聴してみてください。