フルーチェはどうして牛乳と混ぜるだけで固まるの? プルプルの謎を解説しつつ「透明なフルーチェ」を作ってみた!
今回紹介したいのは、無名博士の墓さんが投稿した『透明なフルーチェを作ってみたよ!!【VOICEPEAK】』という動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
フリモメンが液体を混ぜるだけの動画です。 NMR解説の続編を作っていたつもりがいつの間にかこんな動画になっていました。不思議なこともあるものですね(現実逃避)。
作るのが簡単で美味しいフルーチェ。しかしフルーチェはなぜ牛乳と混ぜると固まるのでしょうか。
フルーチェは多糖類の「ペクチン」が入っています。野菜や果物に豊富に含まれるペクチンは、水溶性食物繊維として知られていますね。
このペクチンは水溶液中ではマイナスの電荷を帯びているので、互いに反発しあってバラバラの状態で存在しています。
そこへ牛乳を加えると、牛乳に含まれる二価のカルシウムイオンを橋渡しにして網目状につながった構造になります。これができることでフルーチェはプルプルのゲル状になるそうです。
つまり、牛乳でなくともカルシウム豊富な液体であればフルーチェをプルプルに作れるはず。
そこで無名博士の墓さんが選んだのはフランス原産の超硬水「コントレックス」。ミネラルの含有量は数ある天然水の中でトップクラスの水です。
フルーチェと混ぜてみるとプルプルになってきました。
レシピ通り30分冷蔵庫で冷やし、透明フルーチェの完成です!
さっそく食べてみると、その味わいは超あっさりしたフルーチェでした。もしくはフルーチェみたいな食感のイチゴゼリーといったところ。
飲みにくい超硬水から作ったとは思えないほど食べやすくはなっていますが、牛乳と比べると少し味気ないとのこと。そこで同じくペクチンでゲル化させたジャムと相性のいいヨーグルトと食べてみることに。
ややヨーグルトに負けている気がするも、予想通り透明フルーチェはヨーグルトとよく合います!
牛乳と混ぜるだけで固まるフルーチェは、超硬水を使う事で透明ながらプルプル状態で作ることに成功しました。無名博士の墓さんの解説の詳細に興味を持たれた方は、ぜひ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・これは未来栄養食
・おくすりのめたね
・できるものなんだなあ
・思ってたとおりの結果が得られると嬉しい
・普通に美味しく食べる大事
・勉強になるなあ
▼動画はこちらから視聴できます▼
『透明なフルーチェを作ってみたよ!!【VOICEPEAK】』
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