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メンタリストDaiGoが誰でもできる「スマホを使った記憶術」をレクチャー! SNSで投稿するだけで記憶定着率アップの仕組みとは?

エピソード記憶を強化せよ!

DaiGo:
 だから、何が言いたいかというと、覚えておきたいんだったらエピソード記憶を強化する必要があって、エピソード記憶を強化するためには思い出すということと、それを表現する。さらに、それがどんなストーリーの中にあったのかということを思い出すことがすごく大事なんですね。

 「昨日の晩御飯を何食べましたか」というのを普通に思い出すのは難しいのですけど、「昨日の晩御飯誰と何食べました?」と言われると、「誰かと食べた、あの人とフレンチ行った」みたいに思い出せるわけですね。思い出し方のテストにもなるんです。

 なるべく、SNSに投稿した方が記憶に残りやすいし、投稿する時って、誰と行きましたとか、こういう人と行きましたとか、こういうふうにしましたとか時系列を考えますよね。当然ですけど。

 SNSに自分が食べたご飯を、例えば、コース料理をあげようと思う時にデザートからあげる人いないですよね。時系列に基づいて最初からあげるじゃないですか。入り口からあげるとかそういうふうにすることで記憶が強化するのではないかということが分かっているので。

 だから、記憶力を高めたいんだったらSNSを上手に使うといいですよということですね。

 つまり簡単に言えば、勉強するんだったら友達と勉強のアカウントとかInstagramとかでもいいし、LINEのグループとかを作ってもいいんですけど、そのグループを作って、今日、自分が何を勉強してどういうことを学んだとか、どこをミスったのか、5分10分で構わないんで、それを文で作って投稿しあうと記憶に残りやすくなりますよという話なんですね。

 英語にももちろん応用できますよ。覚えた単語、どういう単語をミスったか、あとは意外な単語とか面白い単語をゲットしたら、どんなエピソードの中で手に入れたかを書くといいと思いますね。

記憶を定着させるには?  「小説のようにSNSを書いてみる」

DaiGo:
 記憶を定着させるためには、記憶って少なくすれば覚えられるわけじゃないんです。

 どちらかというと、皆さんの頭の中が天井みたいになっていて、記憶がなくなるというのは地面に落ちてしまったら記憶がなくなる、思い出せなくなるというイメージを持ってもらったら分かりやすくて、天井に例えばこの本とか自分が覚えておきたいことを吊ろうと思ったら、一箇所で吊ったら落ちますよね?

 安定させるにはたくさんの糸でなるべく吊った方がいいじゃないですか。それが記憶の試し方なんです。これにSNSって使えるんですよ。どういうふうに投稿したのか、どんなふうに写真を撮ったのか、この角度で写真を撮った時にちょっとブレてるけどはしゃぎながら撮ったのかなとか、思い出すためのたくさん手がかりを作っておくことが重要なんですね。

 人間は物事を文脈とか、空間の中で覚えるので、どんな空間でどういう文脈の中で誰と一緒にそれをやったのかを考えることがすごくいいですよ。だから小説を書いているようにSNSを書いてみるのがいいと思います。記憶を残したいんだったら、そこまでやってみるのもありだと思いますね。

▼動画はこちらから視聴できます▼

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