『かぐや様は告らせたい』の白銀会長に学ぶモテる男のロジック。5つの教訓を身に刻みチョコをゲットせよ!
本日は2月14日、全非モテ男子が恐怖せし血塗られたイベント、バレンタインデーが絶賛開催中だ。
モテし者は女子からチョコをもらい勝利のポリフェノールを摂取するこの日、お母さんからしかチョコをもらえない非モテ諸氏は、モテくんどもに潜在的チョコレートハラスメントを食らいつつ屈辱の負け犬ママチョコを噛み締めることになるだろう。
そんな非モテ諸氏がモテ男へとジョブチェンジすべく、本記事では現在放送中のTVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』の主人公・白銀御行(しろがね みゆき)より見出したモテる男のロジックを紹介。
名門校の生徒会長かつ学年主席、学生からも「モテる」と噂される彼の仕草からモテロジックを学び、「困ったな……チョコ、苦手なんだけど」などという吹き上がったセリフを発せる男になってポリフェノールで差を付けろ!
教訓1:たゆまぬ努力を積み重ねよ
本作の主人公である白銀御行は、良家の子息やエリートが通う名門校の秀知院学園で2年生ながら生徒会長を務める自他ともに認める天才。
偏差値70台後半の学内において常に1位を取り続け、全国模試でも上位に入るほどの頭脳を持つが、彼の頭脳は天性のものではなく毎日勉強を積み重ねたたゆまぬ努力の集大成。
学園では少数派である一般層の出自ながら生徒たちに支持、尊敬されていることからも、彼の努力を惜しまない性質、ストイックな姿勢が支持されていることが伺える。
筆者を含めオタクは基本的に努力が嫌いな人種だが、結果を伴うほどの努力やその姿勢は好意的な評価を得るための大きな要因、またはその素地となることは間違いない。
いや、白銀会長は顔がいいからモテてるだけでしょとヒネクレた考え方をするオタクよ、モテたければまずその性根を見直すべし!
え、今日から始めても意味がないのではって? ……まだ諦めちゃいけない。今年がダメでも来年がある。
教訓2:プライドよりも優先するものを見失うべからず!
ある日ラブレターをもらったかぐやは、それを利用して白銀会長に揺さぶりをかけることを思いつく。
贈り主と会うことをほのめかし、白銀会長に引き止めさせる(引き止める=恋愛感情の露呈)ことを目論むが、白銀会長はこれを全生徒の規範となるべき生徒会役員が不純異性交遊と取られなねない行為に及ぶのは看過できないとして、教師にチクりを入れることも厭わない姿勢を見せつつ華麗に回避。
教師チクリという姑息な手段はプライドの高い彼に似つかわしくないが、本当に大切な事柄を見失わず、必要とあらばプライドを捨てる決断を即座に下せるクレバーさもモテる為の重要なファクターだ。見栄や外聞を優先して後悔する男になるべからず!
教訓3:モテる男は家庭的であれ!
少し話が『かぐや様』から逸れるが、皆さんは塩を高いところからファサーってかける人やオリーブオイルが大好きな人をご存知だろうか。
そう。料理ができる男はモテるのだ。家庭的とかなんとかよくわからないが、カップ麺やレンジでチン以外の料理ができることはよほど相手に嫌われていない限りマイナスに作用することはない。「え……料理とかするの……オカマキモ……」などと言われたら、残念ながらその相手との関係性は最悪レベルだ。
当然、白銀会長も料理スキルを備えているのでお手製の弁当程度はお手の物。昼食には一流シェフが作ったものを用意しているかぐやも白銀会長の作ったタコさんウィンナーには興味津々だ。
まずは胃袋をつかめという女性寄りの格言があるが、実際のところは男女を問わない真理なのだろう。
教訓4:気配りのできる男になれ
頭脳明晰かつプライドが高いという要素からは高慢や冷徹などのイメージが連想されるが、努力の人である白銀会長は他人の気持ちがわかる男であり、困っている人がいれば放っておけないホットマン。
生徒から恋愛相談を受ければ親身になって向き合い(自身に恋愛経験がないため視点はかなりズレているが)、買い出しなどの雑務にも率先して取り組む姿勢を見せる。
そういった精神性が自然と気配りのできる視点を生み、気配りの積み重ねが女心を動かすのだ。
実際に白銀会長の何気ない気配りメールを受け取ったかぐやは完全にキュンしているが、距離感を間違えてSNSのダイレクトメールなどでカッコいい怪文書を投げつけてしまうのは非常に危険。
悲しい方向に文才を発揮してしまうと晒されてオモチャになってしまうリスクが非常に高いのでくれぐれも距離感には気を付けること。
教訓5:己を過信するべからず!
どれだけ高い能力を有していても、決してそれに驕らず冷静な視点を持つことも大事である。
かぐやから『10の質問』という10回の質問で出題者が思い浮かべたものを当てるゲームを持ちかけられた白銀会長は、あたかも自分のことを連想しているかのような誘導に乗せられかけてしまう。
もはやどう考えても自分のことだとしか思えない状況だったが、白銀会長はそれでも冷静さを捨てなかった。かぐやの性格などを考慮し、ギリギリまでクレバーに考え続けたことで本当の正解である藤原書記のペットの犬・ペスにたどり着いたのだ。
このエピソードからは常に己を疑う姿勢こそが男としての価値を高めると同時に、哀しきソロダンスを踊るピエロにならないために必要なことだというメッセージが読み取れる。
本当にこれでモテるのか?
さて、以上のようにさまざまなモテ・ファクターを備えたモテのオバケのような白銀会長だが、じつはモテるにはモテるが変人にしかモテないため、実際の恋愛経験は皆無だったりする。
にも関わらず、自身の能力の高さを自覚しているため自身がモテることを疑わないモンスター童貞だったのだ。
とは言え、今回の教訓で紹介してきた言動をはじめ、たびたびかぐやの胸をキュンキュンさせていることからも会長のモテ度は確かなモノ。
が、それも地味で積み重ねが必要なモノなため、これを実践して即モテ男子へ変身……というのは難しいかもしれない。
というわけで、そんな諸氏への救済として、かわいすぎてIQが3に下がってしまうほど魅力的な藤原書記の魅力溢れる画像を何枚か用意した。もうモテとかどうでもいいや……と思わせてくれる藤原書記のかわいさに溺れて頭からっぽにして2月14日を乗り切ろう。
チョコがもらえない人は藤原書記を見て元気になろう
秀知院学園生徒会で書記を務める藤原千花は、頭脳明晰かつ成績優秀な白銀会長やかぐやとは違って完全にアホの子である(とはいえ外交官である母親の影響で5か国語を話せるなど、地頭が悪いわけではない)。
基本的にゆるふわな彼女は白銀会長とかぐやが水面下で下らなくも高度な知略を巡らせていることにも気づいておらず、無自覚に介入しては計画を破綻させることもしばしば。
また、アニメでの彼女は謎にラップにハマっており、第4話では『NGワードゲーム』をしながらラッパー気取りでゆるふわなラップを披露した。とてもアホかわいい。
そんな彼女の魅力がもっともよく表現されているのが、第3話で放映された特殊エンディングだ。この回は特に藤原書記にクローズアップした回でもなかったにも関わらず、唐突に藤原書記が歌う謎のエンディングが流れたことに思考を破壊された視聴者も多いだろう。
筆者もぜんぜん意味がわからなかったが、藤原書記のあまりのかわいさに最速でIQが3まで低下したので、特殊エンディングの理由もどうでもよくなったし知能が低いから奇声を上げながら転げ回ったりした。
なお、この特殊エンディングはアニプレックスがYouTubeにテロップつきのものを期間限定で公開している。アニメ本編と合わせてこちらもチェックしておくとQOL【※】が著しく向上すること間違いなしだ。
※「生活の質」「生命の質」などと訳される。
・TVアニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』第3話エンディング映像 ♪「チカっとチカ千花っ♡」
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