音とレーザーの共鳴。“和音”を視覚化するレーザーイルミネーションが厨二心をくすぐってくる件
今回紹介するのは、turboさんが投稿した『Arduinoでレーザーイルミネーションを作ってみた』という動画です。再生数は6千回を超え、「技術・工作」カテゴリランキングで最高で1位を記録しました。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
音の振動を利用してレーザーイルミネーションを発生させる装置を作ったので、ゆかりさんに解説してもらいました.
音の周波数で色々な模様ができるのがとても不思議です。
Arduinoで作ったレーザーイルミネーションが素敵です。形を作っているのは“音”です。特に複数の音を使う“和音”では美しい図形が描き出されます。どうやっているのでしょう。
レーザーイルミネーションの原理は単純です。スピーカーに鏡を張り、鏡にレーザーを当てます。音の振動で鏡の角度が変わるため、スクリーンに映し出される図形が変化します。
作った装置の外観は簡素なもの。コントローラーで音量と周波数を変更することができます。
単音では、輪ゴムのような図形が表示されます。周波数が変わると円が大きくなったり、輪ゴムがねじれたように見えたりと、図形が変化します。
和音にすると、カゴのような美しい幾何学図形が現れます。周波数を変えるとさまざまな姿を見せてくれます。
和音の図形は、単音の足し合わせでできているようです。たとえば、250ヘルツは縦の振動、510ヘルツは横の振動ですが、和音の図形は縦と横、両方向に振動しています。
装置に使われているのはAruduino。コントローラーとの通信や、音の出力をマイコン制御しています。アンプは300円、レーザーも380円と結構お手軽なお値段で実現できているようです。
視聴者コメント
スゲーー
おぉー
面白いなぁ!
動くのすごい
これかっこいい
文/高橋ホイコ