VTuber『ラプラス・ダークネス』の角をつけたまま日常生活を送れるのか? 3Dプリンタで角を制作して装着してみたところ、想像以上に過酷なことが判明!?
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『【ホロライブ作ってみた】ラプラス・ダークネスの角は普通の生活が送れるのか!?』というハイパーおもちゃクリエイターさんの動画です。
ホロライブに所属するVTuberで、秘密結社HoloX(ほろっくす)総帥のラプラス・ダークネス。頭に2つの角がついているのが特徴的な見た目となっています。
そんなラプラス・ダークネスを見た投稿者のハイパーおもちゃクリエイターさんはふと思ったそうです。
はたしてこのデカ角をつけたまま、普通の生活が送れるのか。
そんなことが可能なのか、この疑問を確かめるべく検証することにしました。
検証するには角が必要なので、3Dプリンターを使って作成します。そのためにBlenderというソフトでモデリングデータを作成します。
先ほどの作ったデータを使って3Dプリンターで出力していきます。
出力して無事出来上がったのがコチラ。ここから細かな修正を行ないます。
まずは角の先端部分が欠けているのでパテを使って修正します。こちらのパテは光硬化なので塗った後に光を当てることで硬くなります。
次に表面のザラザラを消すために、エアー駆動のヤスリでざっくり研磨します。
その後、紙やすりを使って手作業で研磨していきます。
研磨した角をカチューシャに取り付けます。
カチューシャと角はネジで止めるので、ネジ穴を作ります。下穴をドリルで開けてインサートナットを埋め込みます。
このナットは内側にネジ山が彫られているので、ネジ止めすることができます。
ここからは塗装の準備に取り掛かります。スプレーガンを使ってスプレーパテを塗っていきます。これをすることで細かい穴が埋まり表面がツルツルになります。乾いたらもう一度ヤスリがけしてもう一度スプレーパテを塗ります。
塗り終わったのがコチラ。準備が整ったので、塗装を行ないます。
塗装にはエアブラシを使います。
そして表面を塗ったら、縞模様のシールを貼ります。
しかし、シールを貼っている時にハイパーおもちゃクリエイターさんはふと思いました「なんかダセェ……」と。
何がそこまで引っかかるのか。
それはラプラス・ダークネスの角部分の画像を確認してみると縞模様の部分は全くフラットな状態で段差がありません。シールだと段差が出来てしまうので、違和感が出てしまいました。
ここからはマスキングテープを貼る場所を調査します。そのため、画像から縞模様の間隔を割り出してその幅を記載したマスキングテープを貼っていきます。
そして完成したのがコチラ。メチャクチャ手間がかかったそうです。
塗装が終わりマスキングテープを剥がします。
綺麗な縞模様が出来上がりました。これは完全にラプ様の角そのものです。
最後に出来上がった角をカチューシャに取り付ければ完成です。
完成したのがコチラ。1/1ラプラス・ダークネスの角になります。ここからが本番です。実際にこの角を付けて日常生活が送れるのか実験していきます。
ということでまずは装着してみます。
頭に付けてみると、予想以上の重さとのこと。
また「ラプ様がつけるから可愛いのであって俺が付けたらバッファローマン」とのことで、今後の展開が不安になりそうなスタートとなりました。
まず始めは寝起きからスタート。ここから問題が発覚。なんと角が邪魔しているせいで寝返りが不可能だと分かりました。
続いて別の部屋への移動を試みます。
いろんなところに角が当たって移動するだけでも大変なことが分かりました。「横方向に角が当たるのは想定内だけど、縦方向にも当たる」のが想定外だったようです。
「首を後ろに持っていくと、頭が凄い重力で持っていかれる」ということで、会釈などもキビシイそうです。
机で作業を行なってみたところ、すべての動作が重く目線だけで下を見なければならないことも分かりました。
今回、ハイパーおもちゃクリエイターさんが朝起きて仕事に就くまでの動作を一通り行ないましたが、かなり大変なことが分かりました。
やはりあの角はラプラス・ダークネス本人にしか扱えないのかもしれません。そんな日常生活部分や制作過程を動画で見てみたいという方は、ぜひ動画をご視聴ください。
▼動画はこちらから視聴できます▼
『【ホロライブ作ってみた】ラプラス・ダークネスの角は普通の生活が送れるのか!?』
https://www.nicovideo.jp/watch/sm42635671
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