『ドラクエ2』モンスターがアイテムドロップしないと次のエリアに進めない!? 運に見放されたら冒険が進まないドロップアイテムコンプの旅
日本にコマンドバトルを定着させた国産RPGの金字塔『ドラゴンクエスト』の続編として、前作から約8か月という早さで発売された『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』。
本作では広大なフィールドが実装され冒険のスケールが拡大。さらにアイテムや呪文の追加と共にパーティシステムが採用されたことでより戦略性のある戦闘が実現した。
前作の存在から大きな注目を集めた本作は、多くの新要素と共にその期待に応え、多くのゲーマーを魅了。翌年に社会現象を巻き起こした第3作に繋がる大きな礎となった。
今回紹介するのはそんな『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』で独特な縛りプレイに挑戦した動画。とどトドさんがニコニコ動画に投稿した『【ゆっくり実況】SFC版DQ2落とすまで進めない冒険|Part1』だ。
この動画はスーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』で「全モンスターからドロップアイテムを入手する」ことを目標とした縛りプレイ動画。
今回はエリアごとで決められたモンスターから宝箱を入手しないとゲームが進められない独特のプレイに挑戦した動画をご紹介する。
全モンスターからドロップアイテム入手を目指す縛りプレイ
今回紹介するのは「全モンスターからのドロップアイテム入手」を目標に、スーパーファミコン版『ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々』をプレイした動画。
先にも軽く触れたように本作は前作『ドラゴンクエスト』からさまざなまな要素がパワーアップした作品だ。

マップはより広大なものとなり、モンスター数も前作の2倍となる80以上が収録されているが、本動画ではそのうちドロップアイテムが設定されている全モンスターからアイテムを入手するという。

ただ全アイテムを集めるだけでも大変な挑戦だが、とどトドさんはさらなる挑戦としてエリアごとに指定したモンスターからアイテムを入手しないと次のエリアに進めないという縛りも追加。
指定される条件は「同種のモンスターが出現する全エリアのうち、今いるエリアの遭遇率が最も高いモンスター」となっており、仮にエリアAとBに出現するスライムがそれぞれ遭遇率75%と50%であった場合に、現在エリアAにいるならばスライムがアイテムを落とすまで先には進めない。
本作では基本的に4段階のドロップ率のいずれかがそれぞれのモンスターに割り振られており、最も低いものは0.78%となかなかの確率となっているため、とどトドさんのいわゆるドロップ運だよりの進行となるようだ。
初回から低ドロップモンスターが対象も順調な滑り出し
モンスターがアイテムをドロップしてくれないと先に進むことができない本シリーズ。経験者であればクリアまでプレイしても近年のゲーム程の時間はかからない本作だが、ドロップ運に左右されるとどトドさんによる本プレイはどのような展開となったのだろうか?
運次第ということで序盤から苦戦する可能性もあったが、動画ではなかなかに順調なスタートをきる様子が収められていた。

本シリーズ最初の戦闘対象となったのは「ドラクエ」序盤と言えばコレという敵、スライム。
冒険のスタート地点となるローレシア城の周辺ではスライムのほか、おおナメクジも出現するが、このエリアのスライム遭遇率は87.50%と全エリアで一番の確率ということで、本縛りでもお馴染みのモンスターが最初の敵となった。

スライムのドロップ率は最序盤の敵ながら1/128の0.78%と低確率。運次第では初っ端から長期戦にもなりかねないが……。

ゲーム開始から35分、抽選回数92回でスライムがやくそうをドロップ。それなりに時間はかかったものの、想定よりも少ない幸先の良いスタート。

先のエリアに進めるにようになったとどトドさんはローレシア城の西側のエリアに移動。このエリアではひとつ前のエリアにも登場したおおナメクジの遭遇率が全エリア中で最高ということで次のドロップ対象に。

おおナメクジのドロップ率は1/32だが、こちらも抽選回数20回の良いペースでドロップを確認し、スライムに続く順調な滑り出しとなった。
モンスターがアイテムを落とさないと次のエリアに進むことが出来ない縛りの中で全モンスターからのアイテムドロップを目指す本シリーズは執筆時点でPart1まで投稿済み。
本プレイの様子はニコニコ生放送でも確認できるため、気になった方は動画だけでなく生放送もチェックしてみてほしい。
文/富士脇 水面
【ゆっくり実況】SFC版DQ2落とすまで進めない冒険|Part1
https://www.nicovideo.jp/watch/sm45389402
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