お米を育てて「塩むすび」を作ってみた! 半年かけてバケツ稲作で育てた米を握る“本当の手作り”が感慨深い
今回紹介するのは、ニコニコ動画に投稿された『おつかれごはん#215 「お米から作って握った本当の手作り塩むすび」』というりおんさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
新米の季節です!新米を食べましょう!
「天穂のサクナヒメ」をたくさん遊んできたので、サクナヒメハードモード!
その知識をもとに、バケツ稲作に挑戦しました!
そしてそのお米をシンプルに塩むすびでいただきましょう!
ものすごい手間をかけて「塩むすび」を手作りする料理動画が投稿されています。なんと、お米を育てるところから始まります。

投稿者のりおんさんが挑戦したのは「バケツ稲作」。人気アニメ『天穂のサクナヒメ』のキャンペーンで稲作キットが当たったことをきっかけに始めたそうです。しかし、昨年はわずかしか収穫できず大失敗。その雪辱を果たすべく、今年も挑戦しました。
まず種もみを水に浸して発芽させ、土を入れたバケツに植えます。どんどん稲が伸びて数が増えてきたら、植え替えをします。

さらに成長してくると、枝分かれが始まります。昨年の失敗は日光不足が原因と考え、今年は一番日当たりの良い場所に移しました。そのおかげで元気に育ちました。

茎の数が20本以上になったら、水を抜いて中干しをします。再度水を入れて育てていくと、稲に小さい花が咲きました。

穂ができたら、防鳥ネットをかぶせます。黄金色に実った稲穂を刈り取り、2週間ほど「かさがけ」して乾燥させます。収穫までの期間は、なんと約5〜6カ月。ほぼ半年がかかっています。

収穫できたお米を、脱穀します。稲穂の上にお茶碗を置いてサッと引くと穂が取れます。昨年に比べれば豊作となったものの、お茶碗一杯にも満たない量でした。

次に、すり鉢で米が壊れない程度の力加減で押し、もみ殻をはずします。こうすると玄米になります。この時点で重さを測ってみると25グラム。中にお米が入っていないもみも多く、思った以上に厳しい結果になりました。

玄米を瓶に入れ、やさしく棒で突きます。これを繰り返して精米をします。この量では力加減が難しいので、軽く2分づきくらいにしました。
