どんぐりを拾い集めて食べてみた! 縄文時代に思いを馳せる「どんぐり餅」のレシピを紹介
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今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『【ゆかりさん教えて!】どんぐりって食べられるの?』というテングサさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
秋になると道にたくさん落ちてるどんぐり… あかりちゃんもどんぐりをついつい拾ってしまうお年頃、そんなとき、どんぐりって「くり」がついてるから食べれないかなとゆかりさんに訪ねます… 参考文献:山棲みの生き方 木の実食・焼畑・狩猟獣・レジリエンス 岡 惠介著

沢山のどんぐりを見つけた投稿者のテングサさん。どんぐりは山間部では長く冬の食べ物として親しまれてきました。縄文時代はどんぐりが主食の1つだったと言われているとか。今回見つけたどんぐりの種類はマテバシイ。渋みが少ないことから、初心者向きだそうです。


まずはよく洗って下茹で。茹でることで虫による害を抑えるとのこと。その後乾燥させたら冬の間は貯蔵できるのだそうです。

次は殻を割って中身の取り出し。飛び散り防止の袋に入れたものを金槌で叩きます。


続いてはアク抜き。鍋にどんぐりと水と重曹を入れて火にかけます。山間部のどんぐりは『アク水』という木灰を混ぜた水を使っていたとのこと。木灰でアルカリ性にしていたということで、重曹水で代わりになると考えたそうです。アクの色に染まったお湯は捨て、真水で煮ることを繰り返します。
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